アナクロニズム | 「何時か見た青い空」 フィリピンへの誘い

「何時か見た青い空」 フィリピンへの誘い

青い空と青い海に囲まれて、今なお残るスペイン統治の面影。この国に旅してみたい、住んでみたいという方の参考になればと思います

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一昨日のブログ、「金色夜叉」で比喩として熱海のお宮の松の脇に建つ銅像の写真を掲載した。

私にとってはお馴染みのストーリーだし、今でも熱海の観光名所の1つだろう。

しかし、何度も見慣れたはずの光景でも妙に違和感を覚える。
学生の貫一がお宮を下駄で足蹴にしている
これって今の時代から考えると随分と時代錯誤の感じがする。

訪れる外国人女性からしたら、日本は随分と女性を見下したような光景に見えるかもしれない。

尾崎紅葉作、「金色夜叉」のあらすじ
一高の学生の間貫一の許婚であるお宮は、結婚を間近にして、富豪の富山唯継のところへ嫁ぐ。それに激怒した貫一は、熱海で宮を問い詰めるが、宮は本心を明かさない。貫一は宮を蹴り飛ばし、復讐のために、高利貸しになる。一方、お宮も幸せに暮らせずにいた。     (Wikipediaより)





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こちらは韓国済州島にあるテーマパーク、「Jeju Love Land」の展示品の1つ。

まあ、日本の秘宝館を大きくしたようなものかもしれない。
「Jeju Love Land」のホームページによれば、ソウル弘益大学校美術大学彫塑科出身の作家20人が制作した140点の作品が展示してある性テーマパークらしい。

まあ、男性の私からしたら、なかなか綺麗に色っぽく仕上がっていると思えなくもない。
男女とも美男美女ですらりとしたプロポーション。
なかなかのものである。 フフフ。

ちょんまげ姿に日本髪・・・。


でも、ふと気になった。
日本で昔の宮廷時代の韓国男女の営みの様子の彫刻が展示されたとしたら、どうなるだろうかと・・・。
韓国中で物議をかもしだすだろう。



いずれにしても、どちらの作品も当時の時代背景があり、どんなに芸術作品だとしても、今の時代からしたら時代錯誤も甚だしく、無用の長物に思える。



外国のネットを見ていてちょっと気になるので付け加えておくと、日本人は世界一好色な民族と思われているようである。
世界第二の経済大国のラベルは剥がれ落ちようとしているが、世界一の「性風俗の国」のイメージは当分続きそうである。