ちょっと危ない? | 「何時か見た青い空」 フィリピンへの誘い

「何時か見た青い空」 フィリピンへの誘い

青い空と青い海に囲まれて、今なお残るスペイン統治の面影。この国に旅してみたい、住んでみたいという方の参考になればと思います

イメージ 1

フィリピン関係の写真を探していたらこんな写真が見つかった。
カメラの歴史は精々150年程度であるから、19世紀後半か20世紀になってから撮られたものと思われる。

スペイン統治時代にマニラに港ができて交易が始まったのが1834年だが、それより後であろう。
あるいはもっと後世で、20世紀になってアメリカが支配するようになってからかもしてない。
写真が撮られた場所はマニラ近郊ではなくルソン島北部の山岳地帯だったと記憶している。

日本では明治時代くらいだったかもしれない。
その当時、日本中探してもこんな人たちが出没するようなところはちょっと無かったと思う。
もっとも、農耕民族と狩猟民族との差もあるのかもしれない。
そう考えると、現代フィリピンで銃の所有が認められている背景にはアメリカの影響だけではなく、こういう歴史があるからかもしれない。


さすがにフィリピンが好きな私でもこんな時代だったら怖くって移り住んでは来なかっただろう。
万が一、その当時住んでいたら、家の中には銃やボロ(蛮刀)を備え付けておかなくてはいけない・・・。
いやいや、私には無理だ。


注:
お断りしておきますが、フィリピンに来たことがある方はお分かりでしょうが現在のフィリピンではこういう人々は見かけませんし、当時もごく一部に存在していただけなのでお間違えのないように。