辛い歯痛 | 多発性硬化症ダイアリー

多発性硬化症ダイアリー

2016年7月中旬、足から胸までの圧迫感が出て、1週間経過し総合病院で難病の「多発性硬化症」と診断される。徐々に進行する病。

症状 
右足裏 皮が分厚くなってる感覚。
右足ひざ裏下からふくらはぎの張り、もも裏の張りがある。 右足の指動くけど感覚が鈍い。
右足かかとの感覚鈍い。右脚裏側強張ばる。 
膝だるい。
不整脈なし。
めまいなし。
体重 57

我慢できないくらいの歯痛を経験した。
生きてきて1番痛かったかもしれない。
便が詰まって気を失いそうになるくらい痛かった腹痛より、あの何度も経験する膀胱炎よりとにかく激痛の歯痛はホント辛すぎた。

昨日の夜は痛みもなく夕飯を食べたが、最近ずっと、なんか左側で噛みにくいなあと思っていた。私はてっきり持病のMSが原因で左側で噛みにくいのかなあ勝手に思ってた。

年末に、突然、左上の歯の被せていた銀歯がはずれ、それから何度か歯医者に治療してもらい、その後、歯の検診をしてもらったら左下の歯茎が下がっているから歯周病になっていると言われた。それから気にし出して、歯磨き粉も歯周病ケアの割高なものにかえた。

年末MSで入院したときにも、歯医者で左側が噛みづらいのは歯周病と言われたけど、MSに関係ないのかドクターに聞いたりもした。

左下の歯の噛みづらい原因がやっと今日にわかった。
昨晩の寝る前に少し歯が疼いていたので、歯間ブラシで歯茎が下がっている部分を磨いてみる。

本日、朝ごはんを食べる時、左側で噛むと痛くて、右だけで食べる。

一応、9時にかかりつけの歯医者に連絡して急患で診てもらうことに。
午前中は用事があったため、午後1番の15時に診てもらうことになった。

お昼までは、噛み合わせると痛いなあと思うだけだったが、お昼にパンを食べようと右側で噛もうとしたら、激痛がはしる。
そのうち、口を閉じているだけでも痛苦しくなってきて、口は半開きで歯医者に向かった。

待っている間も辛くてどうしようもない感じ。

はじめてMSになったときに、胸のあたりまで苦しくて辛かった状況で病院の受診を待っていたのと同じ感じなのを思い出す。

やっと呼ばれて、レントゲンをとったら、数年前に治療して被せた歯の根本に膿が溜まっている事がわかり、すぐに膿を抜く治療が始まった。ドクターは私の激痛は無視して麻酔せずに治療を進めていたので、「痛いです!」と少し大きめの声で言ってみた。ドクターは、「これは、麻酔が効かないんですよー。とりあえず、打っておきますか?」と。とりあえず、麻酔を3本打ったけど、、、嘘ではなかった。効いていなかった。 
肺の内視鏡検査よりも拷問のような治療に感じた。痛みには、強いと思っていたけど、この治療に耐えたら自分がまたバージョンアップできると思って我慢した。

治療が終わっても、痛い。ドクターに、「この痛みは、明日までにどうにかなりますか?」と聞いた。
ロキソプロフェンの痛み止めと抗生剤を処方するので様子見て下さい。膿が出れば痛みは治るので。」と。

治療する前よりも痛みは軽くなっていた。でも痛い。

帰宅して、飲むゼリーを飲んでから薬を服用したら、嘘のように痛みが楽になった。

でもやっぱり、寝る前には電池切れで、痛くなりはじめる。そして、ロキソプロフェンを飲む。痛みなくなる。

明後日はケシンプタ3回目。その後また歯医者に行く。