最近思うこと
氣功を受けてくださる方の中には
一義流氣功の中の
いろいろな氣功を
はしごするように
短期間で次々申し込まれる方もいます。
(私に限らず)
氣功を受けて
気持ち良かったとか
ポカポカしたとか
ビリビリしたとか
光が見えたとか
夢を見たとか
よく眠れたとか
スッキリしたとか
それは素敵な体感
素晴らしいことです。
でも敢えて言います。
それだけで終わっていませんか?
それは多分
食べ物を口に入れて
熱いとか冷たいとか
甘いとかしょっぱいとか
硬いとか柔らかいとか
それと同じこと
食べ終わったら
あ~美味しかった♪
ごちそうさま
次はイタリアンにしようかな♪
中華がいいかな?
でもね
体は入って来たものを
五臓六腑で
消化して吸収して
栄養を取り込んで
身体の隅々に運んで
要らないものは排泄して
自分の血となって肉となって
自分自身を造ります。
それを見えないところで
24時間やってくれてます。
氣功も
同じだと思うのです。
次々口の中に放りこんで
まだ消化もしていないのに
短時間で
また何か食べるものを探していませんか?
あれこれ欲張り過ぎて
消化不良
起こしてませんか?
もっと咀嚼して味わって
消化して
吸収して
そして要らないもの
い~っぱい出して
上っ面だけじゃなく
自分の内側に
落とし込むということ
やってみてほしいのです。
頭でわかったフリやマネは
またぐるぐる同じところに
戻って来てしまいます。
我慢しろとか
氣功を受けるなと
言っているのではありません。
それよりもっと
自分と対話したり
気づいたり
感じたり
何より
自分の力を
感覚を
信じて欲しいのです。