らごむ通信は、ママ達からよくあるご質問を踏まえながら、定期的に育児情報を配信しています。
母乳をあげながら、ふと気になるのが食事のこと。
今回は、普段の食事から母乳への影響について気になることをまとめてみました
食事の内容で母乳の味は決まる?
そのような事はありません
香辛料の効いた料理を食べた後、母乳の味の変化を気にするママもいますが、料理の味付けによって母乳の味が変わる事はありません。
和洋中・その他様々な料理がありますが、母乳への影響は気にせず、バランスよく美味しく食事を楽しんで下さいね。
でも、こんな時には要注意!
以下のような場合には、母乳への影響がみられる事があります。
①ジャンクフード(脂っこい物)をほぼ毎日食べている
②普段我慢していたお菓子を、ある時一気にたくさん食べた
③水分を取ることを、ついつい忘れがち
④冷たい物ばかり摂取している(飲み物含めて)
①・②の場合
⚛️一時的に乳質が変化(甘みがやや濃い・乳汁が濃い白色など)することはあります。
⚛️偏った食べ方が気になった時は、授乳の後や、お風呂に入った時などに、数分程度でいいので搾乳をしてみて下さい。
⚛️乳質の変化がみられていたとしても、このケアで3日もすれば、乳質は改善します。
③の場合
⚛️気づかないうちに、産後は体が水分不足の状態になっている事があります。
⚛️水分不足の状態が続くと、母乳を分泌する機能が低下する場合があります。
⚛️特に尿の回数が減ったり、尿の色が濃くなっていたり、常に喉が乾いている状態の時は、水分不足の兆候なので、水分はこまめに摂取するように心がけて下さいね。
④の場合
⚛️産後は、体の回復や母乳分泌を促すために体を温かく保つ事(血行を良くする)が大切だとされています。
⚛️できれば、毎食1品は温かい食べ物(飲み物)を取り入れてみて下さいね。
ケーキなどの洋菓子はトラブルを招きやすい?
洋菓子は糖質や脂肪分を多く含んでいます。
その影響もあり、洋菓子を食べた後はおっぱいが張りやすくなる事があります。
特に、産後1〜2ヵ月頃の常におっぱいが張っていて、下着におっぱいが当たると違和感があるような時期に摂取すると反応は出やすい傾向にあります。
おっぱいの状態が落ち着いてきた3〜4ヵ月頃になると、洋菓子を食べても全く問題ないことも多いです。
実際、私もそうでした。ケーキを一人前くらい食べても大丈夫ですよ
ただし、反応の出方には個人差があります。産後3〜4ヵ月になっても、洋菓子を食べると詰まりやすくなるママもいます。
最近は糖質や脂肪分を押さえたデザートも増えています。おっぱいの反応を見ながら、自分に合ったデザートを探してみるのもイイですね✨
ちなみに、デザートを食べた後おっぱいの変化が気になる時は、授乳後やお風呂のときに数分間搾乳をして、おっぱいのケアをしてみて下さいね。
コーヒー、紅茶は大丈夫?
母乳から移行したカフェインが、赤ちゃんに及ぼす影響についてよく知られていますが、コーヒー・紅茶どちらも一日カップ3杯程度の摂取なら、ほとんど影響はありません。
飲むタイミングは、摂取したカフェインが母乳に移行するまでの時間を考えると授乳直後が一番オススメです。
最近は、ノンカフェインの物も多く販売されてますから、この機会にママの好みに合う飲み物を探してみるのもイイですね