先日自転車を二人乗りをして俺を横切った高校生のカップルがいた。
うん。春だね。
何かああいう初々しい光景を見るとジブリの耳をすませばが頭に浮かぶのは俺だけではないはず。
その時ふと思い出してさ。
確か夏だったな。中学生の頃にガールフレンドを自転車の後ろに乗っけてまさに「青春」をしていたことを。
俺の地元は田舎で山が多くてその分、坂道があるのは当たり前でね。その坂道をガールフレンドを乗っけて上るという天沢聖司ばりの男のプライドと気合いで自転車を漕ぐ自分。
懐かしいな。
でも帰り道にその坂道を下っていた時にまさかの自転車の片方のハンドルが折れてしまって大慌てした時のことも思い出してしまった。
青春とかそういった過去を思い出す時、何故か頭にパッと思い浮かぶ季節は決まって夏なんだよね。
俺夏ちょー嫌いなんだけどさ(笑)
センチメンタルになるというか。なんだろう、もうあの頃には二度と戻れないって思うと凄く切なくなるよね。
でもそういう感覚は嫌いじゃなくてね。
うん、夏茜聴こう。