ムスコ(本人にとったら弟)は現在小学3年生。
小学校に入学直後に、ムスメの病気が発覚
そこからしばらくおばあちゃんの家での生活
母子家庭ではないですが、夫は激務をいい事に、子育てに関しては、自分のタイミングの会う時のみのご参加なので…
もともと、不器用なタイプなのに、姉と母の急激な長期不在により、精神的にも不安定に
そんなムスコ、2年生の春から少年野球似通っています。
これがまぁ、フルタイム残業あり、ワンオペ、中学受験生(しかも小児がんサバイバー)の母
が、毎週末、朝から晩まで野球⚾️の付き添いとなると…
無理ゲーを通り越して、地獄でした
2年生の頃は、まだ情緒も不安定で泣いてしまう事も多く
母の付き添い必須でお願いします
と、言われていたので、泣きそうでした。
と、いうか泣いてた
そんな精神状態だと、貴重な休みを返上して応援に来るのだから、それなりの態度を取れ!
と、いう欲求がムスコに向くのです。
たとえば、練習中ぼーっとするな。とか
試合に出させてもらえるようにアピールしろ。とか
練習ない日も自主練しろ!
とか。
野球はチームプレイ。試合に出る子も出ない子も、みんな同じだけ頑張ってる!
と、いう理想論はよくわかりますが…
正直、何が悲しくて、自分の子はベンチでよそのお子さんの活躍してる姿を見ないといけないのか…
と、思います。
賛否両論あると思うけど、「この時間が無駄!こんな時間があるのなら、ひっくり返った部屋の掃除をしたい!」と思うものです。
お世辞にも運動神経が良いとは言えないムスコは
後から入って来た子にどんどんレギュラーを奪われていく(大谷効果なのか、入団ラッシュが半端なく…)
その焦りもあり、ムスコに厳しくなっていくワタクシ…
ゴールデンウィークに私のピークがきて、大爆発。
遅れて息子が、「野球しんどい。辞めたい。」と大号泣
理由は
活躍できないし、試合にも出させてもらえない。何の役にも立たないのに、休みの日を拘束されるのが嫌だ。
と…
入団当時、あんなに野球が好きだったのに、私のせいでこうなったと一発でわかりました
だって、私が普段から息子にかけている言葉だったから。
ハッパをかけるつもりで
悔しさをバネに頑張って欲しくて…
でも、間違ってました
野球が好きという気持ちが少しでもあるのなら、少しでも活躍できた!チームの役に立てた!って思えるようになってからやめよう
と、声をかけました。
すぐに辞めさせるべきかとも思ったけど、挫折体験だけが残る気がして…
条件は野球に関する事で母はいっさいの口出しをしない事。
怒らないし、批判もしない。毎週末練習や試合に行くことだけでも素晴らしい!!
と、いうスタンスに切り替えました
正直モヤモヤはありますが、今のところ、全員を試合に出す方向性なので、まだ心穏やかに見守れます。
そして私も無理はしない。
土日のどちらかは、車を出すし、写真も撮るし。
でもどちらかはお休みしてます。実際ムスメの塾の関係でお休みしないといけない事が多いですし。
入り込みすぎると、どうしても余裕がないので
モヤモヤからのイライラに変わります。
あまり見てない方が、純粋に褒める事だけに専念できる。
それから一ヶ月。
今のところ、野球好きな気持ち60%まで回復したそう。
下手なりに上手になってきてる時期だし
頑張って欲しいものです。
それにしても子育ては難しい。
娘のことで、生きていてくれるだけでありがたいとあれほど思ったのに。
結局、思い通りにならない事に対する葛藤がまだ自分の中にあるなんて
当たり前か…とも思いつつ。子どもに育てられる日々です