今日のブログは6月29日~7月1日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された『ブランパンGTアジア2018第5・6戦』について書きます。
ブランパンGTアジアはヨーロッパで人気の高いブランパンGTシリーズのアジア版で昨年始まったばかりの新しいレースですが、開催初年度から約30台のマシンが参戦しており高い人気を誇っています。
日本では車に詳しい人でないと知名度が低いレースですが、参戦車両はほとんどがスーパーカーなのでスーパーカーファンにはたまらないレースです。
【Ferrari・488 GT3】
本当は週末にレースを観戦したかったのですが、静岡県の富士スピードウェイでフェラーリレーシングデイズが開催されていた為土日の観戦は諦めて金曜日のフリー走行を観戦してきました。
金曜日は土日の様に規制されていないので比較的自由に観戦する事ができます。
私の到着した時間は車検が始める時間だったようで各チームのスタッフがマシンを手で押して車検場まで持ってきていました。
この赤いフェラーリの『488GT3』は地元三重県の四日市市に拠点を置くARNレーシングのマシンで昨年までは日本のスーパー耐久シリーズに参戦していましたが今年はブランパンGTアジアに活躍の場を移しています。
【Porsche・911 GT3 R】
この緑色のポルシェの『911GT3R』も日本のディーステーションレーシングが走らせているマシンで普段はスーパー耐久シリーズに参戦しているマシンです。
スーパーGTにも同じカラーリングのマシンが参戦していて先週末に開催された鈴鹿10Hでは2台とも参戦していました。
【Audi・R8 LMS GT3】
このアウディの『R8 LMS GT3』は海外から参戦しているマシンでチームスタッフの方もいかにも外国人ですといった感じでレースの雰囲気が漂っていました。
【Lamborghini・Huracán GT3】
後ろに写っているグランドスタンドには観客が最上段に1人居るだけで和やかな雰囲気なのですがチームスタッフの方達はけっこうきつそうでした。
【左:Lamborghini・Huracán GT3/右:Lamborghini・Huracán Super Trofeo Evo】
ブランパンGTアジアの車検が行われる時間はサポートレースのランボルギーニスーパートロフェオのフリー走行の時間と被っていたのでピットではランボルギーニの『ウラカンGT3』と『ウラカンスーパートロフェオエヴォ』のすれ違いシーンを観る事ができました。
【Lamborghini・Huracán GT3】
車検が終わったチームは午後から行われるフリー走行に向けて細かいセッティングを施されていました。
【Lamborghini・Huracán GT3】
ランボルギーニの『ウラカンGT3』は同じカラーリングのマシンが2台参戦していましたがこの個体には日本のコーンズモータースさんのステッカーが貼ってありサポートされているようでした。
【Lamborghini・Huracán GT3】
ランボルギーニの『ウラカン』はミッドシップなので後ろにエンジンを搭載しており市販車であればボンネット内部に荷物を積むことができますが、レースマシンの『ウラカンGT3』のボンネット内部はいかにもレーシングカーという感じのパーツだらけでした。
【McLaren・570S GT4】
ブランパンGTアジアにはGT3マシンで競う上位クラスとGT4マシンで競うGT4クラスの2クラス制のレースでマクラーレンノ『570SGT4』は昨年の鈴鹿戦にはエントリーしていなかったので今年遂に撮影する事ができました。
【Mercedes-Benz・AMG GT4】
メルセデスベンツの『AMG GT4』もGT4クラスに参戦しているマシンで昨年はポルシェの『ケイマンGT4MRクラブスポーツ』しか参戦していなかったGT4クラスですが今シーズンは複数の車種が参戦していて楽しいレースへと発展を遂げていると思います。
【Mercedes-Benz・AMG GT3】
車に興味の無い方には区別がつきにくいと思いますがメルセデスベンツは『AMG GT』をベースにGT3マシンの『AMG GT3』とGT4マシンの『AMG GT4』の2種類のレーシングマシンを生産しており、この97号車はGT3マシンの『AMG GT3』です。
【Mercedes-Benz・AMG GT3】
『AMG GT3』はブランパンGTアジアでは最も参戦台数の多いマシンで同じマシンは日本でもスーパーGTやスーパー耐久でも使用されていて世界で最も売れているGT3マシンでもあります。
それに比べてレクサスの『RC F GT3』やベントレーの『コンチネンタルGT3』は販売台数が伸び悩んでいる状況が続いています。
明日のブログも6月29日~7月1日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された『ブランパンGTアジア2018第5・6戦』について書きますが世界に4台しか存在しないハイパーカーが登場するので是非読んで下さい。