今日も今さらですが2011年に鈴鹿サーキットで開催された
フォルツァフェラーリⅤで撮影した写真を紹介します。
「Ferrari・Challenge Stradale」
デザインからも分かる通り「360モデナ」の最終バージョンです。
「360モデナ」のワンメイクレース仕様である「360チャレンジ」をベースに
公道で走る実用性を兼ね合わせたロードゴーイングバージョンです。
「Ferrari・Challenge Stradale」
通常モデルの「360モデナ」との違いは、ドアミラーがスポーティーなデザインに変更されています。
ホイールもチャレンジホイールと呼ばれるホイールが装着されているのが特徴です。
フロントグリルもチャレンジグリルと呼ばれるメッシュ状のグリルに変更されています。
「Ferrari・Challenge Stradale」
ボンネットからリアまで続くトリコロールカラーのラインは標準ですが、
新車発注時にラインを消すこともできたそうです。
ほとんどの個体にこのラインが入っています。
「Ferrari・Challenge Stradale」
この日は8台のチャレンジストラダーレを撮影しましたが、赤が5台と最多でした。
販売されたのは2003年~2005年の2年間だけでしたが、
現在でも非常に人気が高く、新車価格が2026万円でしたが、
2016年時点の中古車価格は同等かそれ以上の価格で販売されています。
日本車では10年以上前の車にはほとんど値段も付かないことを考えると、
フェラーリが築き上げたブランド力は本当に凄いと思います。
「Ferrari・Challenge Stradale」
この個体はフロントグリルにエアロパーツが組み込まれており、
リアウイングも装着され、レーシーな雰囲気を醸し出しています。
「Ferrari・Challenge Stradale」
この黒い個体もフロントグリルのエアロパーツとリアウイングが装着されています。
やはり名前にチャレンジが付くだけあってサーキットが似合います。
「Ferrari・Challenge Stradale」
360モデナは400Ps/8500rpmでしたが、
チャレンジストラダーレは425Ps/8500rpmと25Psもパワーアップしています。
「Ferrari・Challenge Stradale」
この個体はラインを抜いた個体です。
この「チャレンジストラダーレ」が後に「430スクーデリア」→「458スペチアーレ」へと
続く系譜の始まりとなった車です。
現行モデルの「488GTB」ではどんな最終モデルが誕生するのか楽しみにしています。