「マリー・アントワネットと子供たち」
ベルサイユは1日かけて見るべき、
と聞いてはいましたが、
そこには、想像をはるかに超えた世界が広がっていました。
ベルサイユの敷地は、
なんと
東京ディズニーランドとシーを合わせた面積の8倍もあるそうです❗️
フランス式庭園の向こうには、巨大な水路と森が延々と続き、
その向こうにあるプチ・トリアノン、グラン・トリアノンまで、歩くと、ゆうに30分はかかります。
「マリー・アントワネットの天蓋付きベット」
このベットが、マリー好みの薔薇柄に仕立て直された頃
フランス革命は終焉を迎えていました。
彼女がここで休むことは、ついに叶わなかったということです。
「ナポレオンの部屋」
プチ・トリアノンまではバスで移動します。
そうでないと、その先の「王妃の田舎風離宮」を散歩する時間と体力が
もたないからです💧敷地内は、レンタカーを借りて回ることもできます。
プチ・トリアノンの向こうには、
もはやここがベルサイユであることを忘れてしまうような景色が
広がっていました。
ここは離宮のはずれにある秘密の場所で
「愛の神殿」と呼ばれています✨
王妃は、自らの憩いの場を求めて、
まるでアトラクションのようにここに様々な建物と景観を作らせました。
小川に囲まれた美しい愛の殿堂✨
木戸のある小道に柳の木が揺れて
まるで映画のセットのようにロマンティックな場所でした💖
月明かりのもと
王妃は恋人とともに
ここで素敵なデートを楽しんでいたのでしょうね…🌙✨
石の橋の向こうには
王妃の田舎風の家が見える。
王妃の田舎風の家
マリーは
水車小屋や農家、美しい池や丘、畑と牧場、森の中の迷路のような小道…と
さまざまな牧歌的風景を散りばめて、この離宮を作らせました。
ピンクの大理石が美しい、グラン・トリアノン
キュートなウサギと野生のヌートリア
農場には鳥や牛、ヤギなどがいて
王妃は村人たち(住まわせていた)と一緒に
ミルクを絞ったり、卵を採ったりしたそうです。
そして畑で収穫した作物で、食事を作らせていました。
おそらく王妃は、宮殿での生活から逃れるように
この離宮で癒されていたのでしょうね。