グロッキー | 明日への次の一手

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独自の方法で星占いを参照して、あなただけの一歩先を照らします。

昔 シルベスター・スタローンのロッキーが好きな女の子がいた
三本立てを上映する映画館を見つけたので 一緒に行かないかと誘われた
その子もロッキーも嫌いではなかったので デートの約束をした
最初から観たいので 6時起床 9時集合 10時上映開始
17時までぶっ続けで 門限があるからと18時にさよなら
そりゃあないぜエイドリアン 帰ったら19時で腹はすくし後悔ばかり
若者の貴重な時間を返してくれよ おしゃべり無しで手も握れない
モヤモヤだらけの一日で 僕はグロッキーさ

今は ロッキーあるあるで笑えるが 彼女は何を求めていたんだろう
恋愛のきっかけづくり いやいや ただのボディーガードかも
まさか僕にロッキー的な理想を描いていたとか まてまてまて
僕はロッキーとは正反対 かすりもしないし要求されても無理な話さ
エイドリアン勘弁してよ で その子とはそれで最後に
今思えば あの時に 適当な理由をつけて午後からにすればよかった
きっと門限も破ったし お楽しみの期待がもてるだけでもましだった
後の祭りだが それはそれでグロッキーだったかも ハ・ハ・ハ