読書について | 明日への次の一手

明日への次の一手

独自の方法で星占いを参照して、あなただけの一歩先を照らします。

ノーベル賞作家、カズオ・イシグロ氏の「わたしを離さないで」は、10日もたつのに3分の1しか読めてません。
なぜか?
数ページ読むと、他のイメージがわいてきて、そちらに考えが持ってかれるから。
映画化やドラマ化もされていて、結末を知っているからというせいもあるけど、これほど興味が移ろいやすい本は久しぶり。
ネタバレになるかも知れないけど、テーマがコピー人間ってぐらいはもう知られてるよね。
これに関して、どんどん妄想が広がるんだ。
多分、今の科学でもコピー人間は可能な気がする。
人間の尊厳が、それを押しとどめているんだ。
そんなの気にしないという人間が、どこかでもう開発しているかもしれない。
天才学者のコピー!
屈強な男のコピー!
策士的な人のコピー!
魅力的な女性のコピー!
それらを組み合わせた最強の軍隊チーム!
さらにさらに・・・。
コピーが本物になり替わる。
その秘密の暴露と様々な陰謀。
コピーのコピーで人類が存続されたら何が起こるか?
などなど、イメージは尽きない。
 
憲法9条を改正したらどうなるか?
イメージできないのも困りものだが、想像力が湧きすぎると物事が先に進まない欠点があると、しみじみ思い知らされた読書ディーでした。