地震のお話。
あれから?色々と地震予知予測サイトを教えてもらったり
時々覗いたみたりはしてきましたが、正直ココは信憑性が高い、と
いえるところには出会えていません。
それぞれに予測の根拠はあるし説明もそれっぽいものもあるのですが、
どうも後付け感がぬぐいきれず、結局先日の熊本・鳥取大地震をちゃんと
予測できていた人はいませんでした(長期に渡って広範囲に揺れると言ってた方は別)
また、以前にも紹介した「断層地帯」の過去の発振履歴による危険地域の予測も、
結局今回の鳥取地震には全く役立ちませんでした。
そう、断層があるかどうかわからない場所が日本列島には相当あるからです。
この図を見ればわかるように、鳥取あたりはこれではノーマークになってしまうわけです。
ノーマークの場所で震度6が来ては、ほんとたまったもんじゃないですね。
今回は人的被害が震度を考えれば小さくて、そこは不幸中の幸いでした。
ということで、やはり我々が自分たちでできる予測は、
気になるエリアとその周辺の過去数百年分の大地震の歴史をチェックし
+周辺に存在する断層(わかる範囲で)と、これも以前紹介した
気になるエリアの地盤強弱を組み合わせ、最後は自身の棲家の耐震強度となります。
ちなみに、耐震強度については先の熊本地震でも真新しい家屋が複数倒壊していたことが
話題になっていました。
これは建物の1階に大きなリビングがあり、窓ガラスの範囲が大きい=支えが少ない
建物が中心であり、元々耐震強化規制基準が甘いエリアだったことに加え、恐らく
地盤の強弱も関わっていたと思われます。
大きな地震が来て逃げられないと判断した場合はよく、トイレ、風呂場などの
壁に囲まれた場所に逃げろ、と言われるのと同じ論理ですね。
快適そうに見える立派なリビングや大きな窓も、こと地震には命取りになり兼ねない要素、
ということです。
次の大きな地震予測については以前にも大地震の周期性を元に
大雑把な予測はしてみていますが、もう一度資料を貼っておきます。
http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/sec7.3.html
国立防災研究所の資料ですが、大地震の周期性からすればまずは関東直下の大地震に
この図を見ると、まだ周期性としてはひずみがたまる静穏中間期にある、といえます。
一方、複数のサイトが南海トラフ地震が近いのではないかと予測していますが、これは以下の過去資料が根拠になっているのでしょう。
約1200年前の貞観地震一連の動き(wikiより)
- 850年11月23日(11月27日)(嘉祥3年10月16日) -出羽国地震、M7
- 863年7月6日(貞観5年6月17日) - 越中越後地震
- 864年7月 - 富士山の貞観大噴火(2年間)
- 864年11月 - 阿蘇山噴火
- 867年3月(貞観9年1月) - 鶴見岳(大分県)噴火
- 867年6月 - 阿蘇山噴火
- 868年7月30日(8月3日)(貞観10年7月8日) - 播磨・山城地震、M7、山崎断層か。
- 869年1月(貞観10年閏12月) - 摂津地震(7月30日の余震が続いていた)
- 869年7月13日(貞観11年5月26日) - 貞観地震
- 869年8月29日(貞観11年7月14日) - 肥後台風高潮被害(潮水漲溢、漂没六郡、…其間田園数百里、陥而為海)。12月14日の伊勢神宮への奉幣告文中に「肥後国に地震風水の災」とあり、津波が襲った可能性もあり。
- 871年5月(貞観13年4月) - 鳥海山(山形県・秋田県)噴火
- 874年3月25日(貞観16年3月4日)、仁和元年(885年)7月、同8月 - 開聞岳(鹿児島県)が大噴火。
- 878年10月28日(11月1日)(元慶2年9月29日) - 相模・武蔵地震、M 7.4
- 880年11月19日(11月23日)(元慶4年10月14日) - 出雲で地震、M 7
- 887年8月26日(仁和3年7月30日)- 仁和地震(南海トラフ巨大地震?)、M8.0〜8.5
これを見ると、ここ20年くらいの日本の発振と似たような傾向があることがわかります。
関西の大地震、新潟の地震、東北の地震、熊本の地震そして鳥取の地震そうなると
次は。、、、?
確かにちょっと怖くなってきます。
ただ、当たってる部分だけではなく他の発生事項も見てみると、この1200年前あたりは
今とは比較にならないくらいM7クラスや大噴火が頻発していたことがわかります。
関西エリア中心の前振とも思われるM6以上クラスの頻発や、被害規模が甚大だったといわれる富士山の大噴火と相模国(神奈川県)のM7.4のようなものはいまの日本では起きていません。
富士山については以前噴火して被害を出した御嶽山とは違って観測網が充実していますので、大噴火であればかなりの確率で噴火予測ができるといわれています。
つまり、現時点では1200年前のこの30年間ほど列島の地下が不安定になったわけではなさそうだ、ということです。
以前にも紹介した南海トラフ地震の周期性についての考察グラフでも、発生の時期はまだ20年近く先、と判断ができます(諸説あり、200年先という周期予測も)
http://ameblo.jp/laface37/image-12154819306-13631253186.html
さて、予測のまとめ、ということになるのですが、
南海トラフ地震が明日にでも起きる、とは各資料にある周期性や年表からは考えにくいこと、
もし昨今の一連の地震が南海にトラフ地震に続くのであれば、それ以前に関西近郊での大地震もっと増えるだろうし、富士山や神奈川県の断層も黙ってはいないだろう、ということです。
逆に言えば、周期性年表からして発生の可能性が高い20年後あたりの10年前後、
もしくは近々に関西での地震頻発、神奈川や富士山で被災規模の天災が起きた場合は
最大規模の注意や避難場所の確保、確認などが必要になるでしょう。
予測になっているかどうかわかりませんが、現在ある資料からある程度根拠を以って
説明するとしたらこれしかないかな、と思います。
ではでは。





