こうしてブラックは島流しの刑に処されることになった。
奴は車に乗せられて、約30キロ位離れた山の中に捨て置かれた。去り際にオヤジは言ったそうだ。なあ、ブラックよ。お前が人間ならば死刑は免れない。でもおまえはネコだ。ここならば、相手もいないことだし余生を静かに暮らしなさい。
こうして、我が家のネコたちに再び平和な生活がもどった。
一週間位過ぎたある日の朝、突然ニャーとけたたましいメスネコの叫びがきこえてきた。
駆けつけると、なんと! ブラックがメスネコを押さえ付けて腰を使っていた!
奴はこの為に30キロを克服して帰還したのだ。なんという精神力、いや性欲!
俺とオヤジは同時に叫んだ!
おお! 勇者よ!
そして、意外な結末を迎えることになる。