歴史(世界史選択)が苦手だった娘。
記憶力が弱いんですね。
いろんなことをすぐ忘れちゃう。
いやだったことも、出来事は覚えていても、細部は忘れていたり、そのときの感情そのものはよみがえってこなかったり。

だから、入試では得意な国語と英語の配点の多いところを中心に受けました。

それでも娘は歴史の勉強にいちばん多くの時間を使っていました。夏休みが明け、国語と英語を増やすように言っても、かなりの時間を歴史に使っていたようです。

そして12月のTEAPで英語が失速。
年が明けてセンターの古文で失敗。
態勢が立て直せないまま、2月の本番を迎えました。

そして連敗に次ぐ連敗。

唯一の合格は、国英歴が200、200、100の配点の大学。
なんと歴史で6割得点したのでした。(他の大学は安定の4割)
国語と英語は普通だったので、ここが他と同じ4割だったら、全落ちになるところだったのです。

某難関大学でも歴史6割を得点し、本人は、ここで6割取れたなら満足だと言いました。

戦略として、歴史の配点の低いところばかり受けさせたのだけど、そこまで固執しなくてもよかったのかな…
事実、受験した大学の入試結果を見ると、興味のある学部でも受験科目であえて外したところが、あんがい合格最低点が低かったりします。

入試は、開けてみないとわからない。
苦手科目も最後まであきらめず、行きたい大学、学部に挑戦していくことが大切なのかもしれないと、あらためて思うのでした。