HPVワクチン、いわゆる子宮頸がんの予防接種の話です。

中学生のとき、自治体から無料の接種票が送られてきました。
そのうち行こうと思っているうちに、副反応のニュースなんかもあり、見送ってしまいました。

赤ちゃんのころから、接種票の送られてくるワクチンはすべてきちんと受けさせてきました。
任意のインフルエンザの予防接種も毎年必ず受けてきました。

でも、現時点で安全性の保証されていないワクチンは打たせられない。
実際、医療機関でもあまりおすすめしないワクチンになりました。

高校を卒業する頃までには、もっと確実に安全であることが証明できるのではないかと思っていたけど、そうならないまま、卒業を迎えました。

海外では安全だというし、どんなワクチンでもリスクはゼロではない。
親としてはずっと迷いつつも、できれば受けた方が良いのではないかと思っていたところ、卒業近くになって娘本人が自主的に受けると言いました。

卒業式が終わってからだったかな、1回目の接種を受けました。
さすがに心配だったので、一緒に行きました。

心配していたようなことは何も起こらず、「筋肉注射だから痛い」という情報でさえ、お医者さんが上手だったのと本人が痛みに強いのとで、拍子抜けするほどでした。

でも高い。
1回15,000円だったかな。
これを全部で3回打たなければなりません。

で。

なんで今ごろこれを書いているかというと、そうだ、2回目、打たなきゃだめじゃん、と最近やっと思い出したからなのでした。

安全性が証明されたらまた、無料の接種が行われたりして、接種しそびれた人にも猶予期間なんかがあったりするんだろうなと思いつつ、現状ではあと2回、やっぱり自腹で受けさせるしかないです。

夏休みになったら、また一緒に行こう…