今回の受験校は、わたしの職場のすぐ近くで、時間もちょうどよかったので、送っていきました。
ものすごく嫌がられたけど、1校くらいは一緒に行きたいと(わたしが)ダダをこねて、くっついていったような感じです。

だって1回くらい、入試会場って、どんな感じか見てみたくないですか?
これまでの試験のときも、親御さんがついて来ている受験生はけっこういたそうで、女子大なんかは、両親で送ってきている人もめずらしくなかったそうです。帰るときにも、門の前で待っていたり、さすが女子大。

わたしがついていったのは、試験開始の1時間半前くらい。
開門より前で(早く来た人には待機場所あり)、受験生が100人程度で、親御さんは7~8人でした。

まあ、普通に「入試会場」の看板が立っているだけで、中学受験の花道のような状態にはなっていません。
静かに粛々と、受験生が集まって吸い込まれていきました。
そういえば、職場近くには他にも大学があって、そこの入試のときも、こんな風に粛々とやってたなぁと。
“入試会場を見てみたい”というより、“娘が受けにいくところを見てみたい”だけだったのか、わたし。

そう、できることなら、全部の入試にくっついていきたい…
でも、もうヤダって言われて、うん、そうだよね。もう大きいもんね。子離れがんばる…

ご存知のように、入試レベルは日程が後になればなるほど難しくなってきます。
「さすがに難しかった…」
泣きそうになって帰ってきました。

国語は現代文と古文。
へぇ、この人とこの人、それにこの作品かぁ、と、さすが○○大学だわと唸るようなハイセンスな選択でしたが、受験生本人にとっては、とんでもなかったみたいです。

文学史がまさかの詩で、なぜか前日までの確認で見ていなかった…。見ていたとしてもできたかどうか、というところなのですが、いや、ほんと、予想するのは難しいです。

そして、もう一つ文学史といっていいのか、え、それ出す?みたいな記述式の設問がありました。文学史というより一般常識なのですが、今どきの子には難しいだろうなと思います。
ハッキリ言って、わたしのような昭和の文学少女か、今なら○○オタクみたいな子か、抜群にデキる子じゃないと難しい。

それでも、漢字や文法問題は落とさなかったので、ベストは尽くしたと言っていいのではないかと。
もともとここは、模試の判定が悪くないものの、3教科の配点が同じなので、歴史の弱い娘には、鬼門になるのではないかと思っていました。
本人もそのつもりでいたものの、やはり、答え合わせをすると落ち込むようで。

次の6校目が第2志望の大学です。
どうかうまくいきますように。