こんにちはー!
予防美容の気になる木〜のぐっさんこと、
元エステティシャン セルモーションアドバイザーの
長谷川智美です!
京都文化博物館へ
横山崋山展に行ってまいりました。
へ?横山崋山?
と思われる方も多いかもしれません。
昨年、京都国立近代美術館へ
横山大観展にも行ってきたのですが、
この方の知名度のが高いと思います。
金屏風に描かれた
白い雲と富士山に心震えました。
どの絵も魂で描いている、気迫を感じました。
ついつい、レプリカまで手に入れて
玄関に飾っています。
【横山大観 | 日本の美術家、日本画家】
1868年( 慶応4年 / 明治元年)茨城県生。
- 1958年(昭和33年)2月26日)享年89歳。
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岡倉天心らに学ぶ。明治・大正・昭和の三代にわたり第一線で日本画を革新し続けた。文展審査員・帝室技芸員・帝国美術院会員。朝日文化賞受賞。文化功労者。文化勲章受賞。
すっごい方です。ほんま感動しましたもん。
だから、横山崋山って、大観さんの弟子かな?
くらいのほんの軽い、というか
知識ゼロで行ったんですが
とんでもなかった!!
まず生きていた時代が全然違う。
横山大観は明治から昭和。
横山華山は江戸後期でした!
生まれた年を差し引くと
1868年-1781年=87年なので
ざっと孫とおじいちゃんの関係性ですね!
【横山崋山 | 江戸時代後期の絵師 】
天明元年(1781年)または天明4年(1784年)京都府生
- 天保8年3月16日(1837年4月20日)。
享年54(もしくは57)
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幼少の頃から曾我蕭白の絵に触れて独学。海外からも早くから評価され、欧米の美術館に優品が多数所蔵。著名な画家を記した番付や、夏目漱石の作品に名前が登場するなど、明治から大正の頃までは世間に知られた存在だった。
「まだいた、忘れられた天才絵師」
とありますが、
まさに現代では埋もれてしまっていたようです。
展覧会でも
「横山華山を知らなかった方が多いのでは」
という語り口を掲示されていました。
それでも今、展覧会をした理由。
それは展覧会の最後に掲示してあった追悼文
にしたためられていました。
葛飾北斎研究の第一人者である
永田生慈(ながたせいじ)という方が
横山華山は再評価されるべきだと
20年ほど前から研究を始め
この展覧会にて実を結ぼうとしていたが
開催を目前にした2018年2月に
66歳で病死してしまっていたこと。
同時に華山研究をされていた
孫の横山昭さんも2015年に86歳で他界されている。
といった内容でした。
展覧会の企画実行には長い歳月が
かかるのだなぁと感心すると共に
お二人の長年のご尽力があって
この横山崋山展は開催されたことを知って
有難いものを見れた。
来れてよかった、と思いました。
公式サイトの紹介文には
「華山は人物画、花鳥画、山水図など幅広い画題に
秀いでていましたが、なかでも風俗画や祭礼図は
真骨頂で、細やかな描写に目が奪われます。」
とあります。
私個人として
特に印象に残ったのは、、、
華山 9歳の作「牛若弁慶図」
小3でこれ?!筆のタッチ。描写力。うそやん?
「鼻つまみ図」
僧侶をこんな間抜けに愛らしく描けるのがすごい、と。
最骨頂の風俗画や祭礼図。
上下巻あわせて30mにおよぶ晩年の大作
《祇園祭礼図巻》も見ることができました。
これは下絵です。
実際に現地に行ってメモをとっていたとか。
すごくないですか?
画板とか写生ボードみたいの当時ないですよね?
どこで?土の上で?石の上で?
どこかのお家の縁側を借りて?書いたのでしょうか?
(絵の写真はこちらより拝借させていただきました)
海外のコレクターに買われたりと
多くの優品が流失したためか
(実際にボストン美術館や大英博物館など
海外に渡った作品も里帰りしています)、
どの画派に属していなかったためか、
その名は歴史の中で埋もれてしまったようです。
江戸中期の絵師、
伊藤若冲の後継者とまで言われていたとか。
いやぁそれにしても
横山華山さんの情報が少ないです。
肖像画とかはなかったのでしょうか?
色々気になります。
展覧会も空いてました。観やすかった!
先にも述べましたが
葛飾北斎研究の第一人者の方が
力を入れて研究されていたということが
やはりすごい魅力に感じました。
その永田生慈さんの
生まれ故郷島根県に
島根県立美術館にて
葛飾北斎展がやっていたらしい。
地方の美術館に足を運ぶ際は
是非チェックしてみよう。
地方の美術館は大きくてカッコいいし、
空いていることが結構あって大好きです。
歴史的人物が描く絵は繊細で力強くて美しくて
すごいなぁと感化されます。
そこには必ずあるこだわりがあります。
生涯を通して首尾一貫していたこと、
試行錯誤をした形跡、
その人なりの視点や描写、
そのひととなりが伺えます。
人間らしい人間らしさを
垣間見ることができます。
芸術の作品そのものだけではなく
作品をとりまく、作品を通しての、
時代背景や歴史も知ることができ
足を運び観に行くことで得られる
恩恵の多さに感謝します。
後世を生き、過去を知れることは
有難く面白いです。
私の生涯を通してのこだわりはなんだろう。
酒?
横山大観さんも
横山華山さんもお好きだった様ですよ
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