一緒にいて楽しいけどちょっとせつなくて


ひとりでいるのはつらくて


の時代をすぎ  今 私は一人の楽しさを満喫している。


今 わたしは 一人で買い物をしてきて ひとりごはんを作って食べて 

入浴剤を入れたお風呂でゆっくりと楽しむことができる。


自由人になったと思っている。


こういう女性が増えたから少子化に拍車が なんていわないで。

私は種付けされて子供を生む 馬や犬じゃないの。

心があるの。

好きな人の子供を幸せに産みたいという願望もあったの。


でも 実際 最初の恋が終わったとき すでに終わっている自分を感じた。


その頃の彼とは 地元を捨てて離れて 二人きりで生きていけると思った。

離れた地で 勉強も仕事も生活も頑張っていっていたけど

その彼は地元から離れられない人だったのよね。

彼がいなくなったあと 一人 こちらに残り半年頑張った。

だけど 勉強を続けるには収入が足りず 夢を捨てることになった時

ちょっとだけ 母親の顔がみたくなり 高速バスに乗り 実家に戻った。

遠くから 洗濯物を干している母を見たときちょっと躊躇した。

すぐ私の視線に気がつき・・・    母と目があった。

その途端 涙があふれてしょうがなかった。

なにを謝っているのか 自分でもわからなかった。

ごめんごめんと泣きじゃくる私に

「しっかりしなさい。自分で決めた道でしょ」とお茶をだしてくれた。


この日 母に言われてスーパーに行ったとき その別れた彼をみかけた。

卵ケースの後ろに なぜか隠れた私。

彼の横には 中学時代に彼と付き合っていた子が・・

お腹が大きかった。


そうだったのか とすぐにわかった。

私と埼玉を離れる寸前まで二股かけられていたのか。

彼の母親がうるさい人だから 私と逃げたのね。

逃げた頃 彼女は妊娠に気がつき 彼と連絡をとった。

勉強してる私 埼玉の彼女とそのお腹にいる自分の子。

だから 就職を真剣に考えてなかったのね。

バイトにも気が入らず 埼玉を出てきたことを私のせいみたいに言っていたのもこういう理由だったんだ。

自分を責めて 彼を追い詰めたのを自分のせいかと思って悩んでいたのがアホみたい。

ショックより 真実の方が私の心を整理させた。

母知っていたのか 知らなかったのか。

いやたぶん知っていたのだと思う。

彼の母親は 私の父の姉なのだから。

彼の母親は 私の母が足が不自由なのをすごく馬鹿にしていたから。

だから私のことも下にみていた。


私はこれで吹っ切れた。

また高速バスに乗り 京都にもどった。

心は傷ついたままだったけど この傷も含めて すべて 私なの。