前回の投稿で書いた、
私のジョギング中に持って走るもの
「これはなんでしょう?」
 
 
 
これ・・・
 
実はジップロックの袋を丸めたものなんです。
 
中に何が入っているかというと・・・
 
実は、
「紙に書いた歌詞」!
 
数枚の用紙に、
びっしりと英語の歌詞を書き込んだものを
ジップロックに入れて、
持って走っているんです。
 
ジップロック入れないと、
汗でべちゃべちゃになってしまうので・・・
 
 
実はこれ、私が走り出した頃から
ずっとやってるんですが、
とっても効果のある歌詞の暗記方法なんですよね。
 
ミュージシャン仲間の中には、
譜面たてに、ipodや歌詞ノートを並べて
歌っている人ももちろんおります。
 
でも、私はそれをしたくない、
と言うかできないんですよね。
 
例えば、プライベートな結婚式パーティーでの
長時間の演奏とか
あくまでもBGM程度の演奏となれば、
より多くの曲を歌わなければならないわけです。
中には、歌は知っていても、
歌詞まで全て暗記できていないものもあります。
 
そういう時は、私も歌詞を見て
歌うこともあるのですけれど、
これがイベントなどで、
私たちの演奏を見に来てもらって、
バンドの眼の前で多くの方が踊るスペースがあるような場合は
私、とてもではないけれど、
自分のマイク前に譜面たてを立てることができないんですよ。
 
だって、眼の前でお客さんが踊る状況を作るのは
あくまでもミュージシャンの私たち。
特にボーカリストは、マイクを持って
お客さんたちと楽しむべきだと思うんです。
ただ歌うだけじゃない、
視線も、ダンスも、
パフォーマンスの一つだと思うんです。
 
だから視線を譜面たてに置いたままにできない、
これが私なんですよね。
 
前回、大きなイベントで歌わせてもらった時、
実は幾つかの新しい曲を歌う必要がありました。
男性ボーカルのバックコーラスもそうです。
 
だから、しっかり練習をして
85%くらいは歌詞は頭に入っていたものの
やはり不安もあるし。。。
と一応用意はして行ったのですが
やっぱり、サウンドチェック中に決めました。
 
「私は歌詞は見ない」こと。
 
譜面たてを置いてしまうと、
どうしても視界を区切ってしまうから。
 
私は、ステージ上だけではなく、
会場内も歩き回るし、飛びまくるし、踊りまくるから、
お客さんとの目線を合わせるのも大好き。
時に、踊るお客さんのところに行って、
マイク持って歌いながら、
一緒に踊るのも大好き。
 
だから、歌詞がしっかり頭に入っていたら、
なおさら楽しめるんです。
 
バックコーラスをしなければならない時間は、
メインボーカリストの様子をしっかり見ます。
カラオケじゃないから、
ほとんどがアドリブでつけなくてはならないことも。
 
だから楽曲そのものを丸暗記ではなく
臨機応変に対応出来るようにしなければなりません。
これは、経験がものを言うのかもしれませんが。
 
 
私は、ジョギング中は、
一切音楽を聞きません。
走っている時には、自分の足がリズムとなって
それに合わせて歌詞を口ずさみます。
間違えたら最初からやり直し。
 
時に、何度も繰り返すので
1時間以上走っている間じゅう、
ずっと1曲だけ、なんてこともありました。
 
歌詞だけではなく、イントロやアドリブ、
そこから生まれるアイデアなんかも
時には大きな私の財産となります。
 
 
こうしてここ数日で
また新しい曲を2曲、覚えました。
次のバンドリハで歌ってみようっと♬