私がアメリカに引っ越してきて
初めて出会った、
ご年配の日本人女性と
久しぶりに電話で話をしました。

私の妊娠をとても喜んでくれて、
「あなたは今は、
アメリカでの出産に不安だろうけれど、
今の時代は大丈夫よ」
と彼女がアメリカに来て
妊娠した時の話もしてくれました。

彼女がアメリカに来た戦後は、
どれだけ醤油が欲しくても、
近くで売られてはおらず、
白菜も大根ももちろん
売っていなかったこと。

日本にいるお母さんに
いろいろ話をしたくて電話をしても、
5分で100ドル(日本円で約12000円)
もしてしまうので、
電話口で泣いている暇はなかったこと。

身近に、頼れる日本人がいなかったこと。


今では近くのスーパーで、
醤油は当たり前に売っているし、
豆腐や大根、白菜も
お店によっては手に入れられます。

ラインやスカイプで
日本の家族や友人とも無料で話せて、
おまけに顔だって見れます。

そして、たくさんの日本人の方が
周りにいてくれます。


私は幸せだと思います。
車は二人で1台しかないし、
大きな家に住んでいるわけでもないし、
素敵な食器や
家具があるわけでもない。

決して贅沢な暮らしが
できているわけではないけれど、
十分なものを持っていて、
音楽を仕事として、
アメリカで普通の生活が
できているということ。

ジミーがいつも優しくて、
いつも愛してくれて、
とっても大切にしてくれること。

アメリカの家族もいつも優しくて、
いつも大切にしてくれて、
いつも気にかけてくれること。

そして私の周りには、頼りにできる日本人の方々がいてくれること。



他人の芝生は青く見えると言いますが、
本当にまさしくその通りで、
誰かと比べる必要もないし、
今を幸せだと言えることで
私はもっと幸せなんだと
改めて思います。



今日で無事、妊娠23週に入りました。

日本で不妊治療を受けて
授かって、
強行的にアメリカに帰って来て、
ひどいつわりを乗り越えて。

高齢だからこそ
心配していたことも大丈夫で。

お腹が大きくなってきて、
動き回るのがしんどくなって来て、
すぐに足がむくんだり、
腰の痛みが出てきたり、
ちょっと大変なこともあります。


でも、声をかけると
しっかりと返事をしてくれる
お腹の我が子を思うと、
また今日も
無事に乗り越えられたことを
嬉しく思えます。

子宮頸管の短さから、
長距離の外出は無理ですが、
自宅絶対安静と言われていた
ドクターからの指示も、
ゆるーく解除になりました。


旅行にいく予定は
キャンセルしなくてはいけなかったけれど、近い場所でいいから、
ジミーとのんびりできたらいいなあ・・・

と、
大好きないちごポッキーを食べながら
思う私でした。
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しかし・・・
こないだアジアスーパーで買った
いちごポッキーおいしすぎる・・・


小袋に7本しか入っていないから、
あっという間になくなってしまうのですけれどね・・・

チーン。