実は先週、ジミーパパのお母さんである、ナンシーおばあちゃんが亡くなりました

93歳でした





ナンシーおばあちゃんは、ここから車で6時間ほどの、バージニア州に住んでいます

パパ、ママはおばあちゃんの状態が良くないということで、バージニアに向けて早くに出発

私達は数日後に出発しようとしていた矢先のことでした




時々、ここレディングに来て、数日間一緒に生活することもあったし

最後に一緒だった時には、すでに先に夕食を終えたのにもかかわらず、
私が作った「オイスターシュリンプ」を一口食べて、
「美味しくてびっくりしたわ。もっとちょうだい」と食べてくれて

ジミーが目の前でみそ汁に入れた「とろろ昆布」や
ご飯に乗せた「塩昆布」に興味津々

少し手に乗せてあげると、「すごい美味しいわね」と珍しそうに食べてくれました


私がおばあちゃんと過ごしたのはそれが最後となりました




パパママ達は、宿泊のことを考えて、キャンピングカーを持って行ったので、
私とジミーは、5泊分ほどの着替えと、お葬式の服、
我が家の冷蔵庫に残して行きたくない食料(キャンピングカーは冷蔵庫もあり、キッチンもあります)
などを持参して、いざ、バージニアへ

木曜日の夕方5時に出発

途中、ワシントンDCを抜けてから大渋滞がまたひどいったら・・・

全く動かないので、平行して走る一般道を通り抜けます




ペンシルバニア州では、コンビニエンスストアなどで夜間にアルコール類は
販売されないのが規則なので、全く買えませんが

バージニア州は法律が違うんだな

途中のガソリンスタンドで、ビールを購入

そしてナンシーおばあちゃんが暮らしていた、娘さんのヨランダ宅に到着したのは
夜中の1時頃になっていました


ヨランダ宅は、親戚があふれ返り、
駐車場はいっぱいいっぱい


こういう時に出会う身内には、なんと声をかけたらいいか・・・
言葉に詰まりますね


キャンピングカーのテーブルを倒してベッドにし、
シーツをかけて簡易ベッドをつくり、とりあえず夜中にベッドに横になりましたが

眠れん


犬の遠吠えのオンパレード

いったい何匹犬がいるんだ・・・これが翌日、日中に驚くことになるのでした



その数時間後、妹のベスと友達が、アトランタから車で8時間かけて到着


そして明け方・・・

鶏の鳴き声・・・



結局一睡も出来ず金曜日を迎えました


三件が身内宅になっていますが、
すごい犬の数

ここはバージニア州の田舎で、
狩りによくいく為、
狩りのためのビーグル犬達です



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なんとターキーまでいる

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その奥には馬までいました



午後からはお葬式


日本のように、決められた喪服とかはありませんが、
私達は、一応黒で統一
アクセサリーは、パールにしました

特に決まりがないらしいので、
ピンクや赤のハデな格好で来た方もいました


ナンシーおばあちゃんが眠りについている横で、
ジミーがキーボード演奏をします

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ゴスペルクワイヤーの歌

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ジミーの妹、ベスのスピーチ

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たくさんの人が、
ナンシーおばあちゃんの事を話しました


神父さんの話や、シンガーさん達の演奏など、一通り儀式が終わると

おばあちゃんの箱が閉じられ、
外に運ばれました

おばあちゃんはこんな豪華な箱に
眠っています

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このまま、箱ごと土に埋められます

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私のおばあちゃんのことを思い出しましたね。


ナンシーおばあちゃん、どうぞゆっくりおやすみください




土に埋める作業は、あまりに悲しいので見ずに食事になるとのことで


みんなで移動して、食事をして、
家に戻りました


外では音楽かけて、お酒を飲んで。


なかなかこんなに親戚が集まる事がないから、この瞬間を楽しんでいるかのようでした



私は、やはり気も使うし、座って飲んでじっとしているのばかりはイヤで、
犬やニワトリ、ひよこを追いかけたりして、子供達と遊びまわりました


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身内とは言え、気を使うし、
アメリカのお葬式ははじめてで、
何をどうしていいのかわからないから、
気疲れが半端なかった私

子供達に癒されました~



ここからまだ数日間、キャンパーで過ごして、
帰路に向かったのは月曜日でした