今日は、先月行った、息子の田中ビネー式知能検査の検査結果を聞きに行く日でした。
検査結果聞くにも1ヶ月待ち…
そして、検査した日にもお金払ったのに、検査結果聞くだけでもお金払うという…
まぁ、仕方ない
で、インフルになってる息子は連れて行けないし、インフルの子を見て来れる親切というか、無謀な人もいないので、パパに無理やり休んでもらいました。
上司が今回も家族の事に、理解のある方で、転勤の際の希望があるかを先日、聞かれた際に、息子の状況などを話してあり(だから、環境を変えたくないから、出向でもいいから、できるだけ通えるところで、とお願いしたらしい)事情を話したら即OK出してくれたとのこと。
本当にありがたい。
この流れで、転勤先もご考慮いただけるといいのだけど…まぁ会社が決めることだし、いろいろ言えませんが。
それで、なんの心配もなく、当日を迎えた訳なんですが、なぜか、起きあがろうとすると、すごくドキドキしちゃって、胸が躍るような感覚になってしまい。
…最近、ホルモンバランス悪くて、周期も乱れまくりだし…もしや、早めの更年期?
とか思って、横になると落ち着く。
で、また、起きあがろうとすると、動悸が…
で、行く直前まで横になっていて、車運転してたら、どんどんドキドキがひどくなってはきてるんだけど、なぜか、お腹がドキドキし出して。
そこで、私、気が付きました。
検査結果聞くのが不安なんだ、と。
ADHDの傾向があるってのは、受け入れているものの、やはり、多少ショックではあったのは事実で。
と、同時に、やっぱりそうだったのか、という思いと、私の接し方、躾が悪かったわけではなかったんだ、という、安堵感もあったりして、かなり複雑な気持ちではあるので、やはり、何を言われるのか不安だったみたいで。
(相談終わったら、動悸なんて一度もない上、お腹まで空いたので(オリジンのおにぎり一気に平らげた)間違いなかったみたい。)
そんなに心配した内容でしたが、実はとても有意義なもので、一番欲しかった情報が得られました。
結果としては、息子の発達速度、認知力は、生活年齢より4ヶ月進んでいました。
要は、年相応に、しっかりいろんな事がわかってはいるということ。
数の概念、大小、量、形の違いなど、しっかりとらえられていました。
ただ、
書くことが苦手(自分のイメージとは違うものしか書けない)で、他にも手先を動かすことが苦手ではないか?と言われました。
たしかに、絵を書く、はさみを使う、折り紙を折るなどは、苦手だし、あまりよくできないのは感じていたので、それを伝えたところ、幼稚園では、問題ないと言われているようですが、結果としては、みんなと同レベルのものが出来ているから○という、判断なのでしょうが、そこに至るまでの過程で、彼自身は多大な労力と努力をしていて、かなり必死についていっている状態です。だから、ストレスがたまる、と言われました。
他にも
待つのも本当は苦手
技能を獲得はしていても、不注意なミスが多い(これはゆくゆく、再確認をするくせを身につけさせればミスは減るが、不注意なことは変わらない)
ふとした瞬間に、指示が抜け落ちやすい→一対一でこれだけ、ミスや抜け落ちがあれば、幼稚園のように一対大勢の場では、かなり指示が入っていないことが多いはず。それが、問題ないと言われているな、相当、集中して気をつけてる、つまりはそれもストレスであると言える、とのこと。
そんなわけで、スイミングも話が聞けてなくて、出来るときと出来ないときがあるから、と級をあげられない、と毎回言われる旨、伝えたところ、ADHDの子の習い事で必ずぶつかる壁で、それだといずれどうせ僕はやってもダメなんだ、という、感情に陥りやすいので、今はやる気もあるし、喘息にもいいから続けてもいいけど、やらせるか迷っていた、空手はそこでも同じ壁にぶつかると、よけいに、何をやってもダメなんだ感が強くなるので、一本に絞った方がよい、と言われました。
また、よく、わかっているのにやっちゃうんだよーと本人が困惑している件にもどうしたらいいか聞いたところ、基本的には、何かスローガン的に書いたり、宣言させても効果は低い(衝動的にやってる時に、スローガンを見なきゃ、とか、宣言を思い出さなきゃ!と思える位なら最初からやらないから)とのこと。
そこは、脳が勝手にやってしまうレベルのことなので、大変、身につきにくいそうで。
わかっているなら、何故できないかが私達の感覚では理解不能なところなのだけど、大人になったADHDの方が書いた本の題名が「わかっているからやめられるなら苦労しない」だそうで、みんなこの気持ちで葛藤していて、自分でもどうしたらいいか、わからないんだそう。
なので、親の対応としては、わかっているのにやってしまった、と言った時は、そうか、仕方ないね、次は頑張ろうね!ドンマイ、ドンマイ!とわかっているのにやってしまったことを理解していることを伝えてあげ、やってしまったことは悪いし、それで怒られるけど、でも、僕の気持ちもわかってもらえているんだ!という気持ちを持てるようにするのが重要だそうで。
…いやはや、頭がこんがりがりそうな内容ですが、平たく言えば、わざとじゃない、さぼりでもないことを理解してあげるしかないみたいです。
私は、息子から、わかっているけど、やってしまう、と初めて言われた時、正直、すごく、ショックでした。
本とかで、そういうものとは知っていたけど、息子がそのどうしようもないところで、困惑していたのに、自分は今ある惨状を見て、「なにやってるの!」と叱りつけていたのかと思うと、本当に言いようのない悲しみと、自己嫌悪と、もどかしい気持ちで…うまく言えないけど、こんな状態に陥っている息子が不憫でたまらず…
だけど、毎日繰り返される惨状にも辟易とさせられ、わかってはいても、つい「なにやってるの!」になり…
また、自己嫌悪
その辺も、ループを断ち切りたかったので、相談してみたところ、イライラするのも叱るというより、怒ってしまうのも仕方ないし、そうしていいとのこと。悪いことは悪いと教えなければならないし、人を怒らせてしまうというのも学ばなければならないので。
ただ、息子にとって否定的なことは短く、端的に伝え、でも、わかっているけどやってしまったんだよね、次、頑張ろう!で早く終わらせて、その後は二度と言わないようにした方が、私達親の精神的にもよいですよ、とのアドバイス。
イライラしてると、つい、クドクド言ってしまうから気をつけなければ。
それにしても、わかってもらいにくいし、損というか、もどかしい個性だな~
それもまた、個性なんだろうけど。
すぐには解決しないけど、いつか必ず、そういえば、あまり言わなくても出来るようになったな、とか感じる日が訪れるので、その日を待ちましょう、年中位が一番大変な時期だと思います。と言われ、帰ってきました。
結局、魔の2歳児も早めにきた(生活年齢よりちょっと早いから)のに、2歳児がピークどころか5歳迄はまだ登り坂なのかと思うと息切れしたくもなるけど、下りを下れる日を楽しみに、頑張るしかない!と気持ちを入れ替えてみようと思います。
(備忘録)
あ!
写真忘れたけど、今日、息子とお味噌仕込みました。(息子は豆を潰す係)
半年後が楽しみ!
洋裁が息子とだとできないから滞っているのが気になって仕方ないけど…
少しずつ頑張っていこうと思う。
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