里帰り中のラクガキより。2/100 | なゆのブログ

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もっとじぶんをだいすきに。



 衣替えしようと、カオスと化した寝室を片付けていたら


里帰りのときの荷物が一部手つかずになっていました。


「絵日記書いとこう」と思ったラクガキを発見。


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このラクガキ、息子の手術前のだな。


 以前も書いてますが、息子は生後2ヵ月の時に手術を受けています。


出産後退院して1週間ほどで、大量の父吐きをするようになり


電話で何度も相談したり、


1ヵ月健診や夕方の時間外診療で何度も訴えてきたのですが


「赤ちゃんは吐くものですから」と一蹴されてきました。



自分は第一子ということもあり、「専門家がそういうなら、一過性のものなのかな・・・」と


思いそうになりましたが


母ルミコの「こんなに吐くのはおかしい」と訴えに、


時間外診療を受け、翌日にもう一度小児科を受診した時


やっぱり異常は見つからなくて


お医者さんから


「体重も少ないながらも増えているし、様子を見てください」と帰されそうになりました。




育児ノートを付けていて、授乳後ほぼ毎回吐いていたことを説明しても


なしのつぶて。


「こんなに吐くのに何も異常ないの??」とわたしも同席してくれていた母も


もやもやしたまま「ありがとうございました」と診療室から出るために


支度をしていたら、息子がまた乳吐き。




授乳から2時間は経っていて、息子を抱く母の後ろにいたわたしにまで吐いたものが飛んできました。


吐いた物の飛び方を見て先生の態度が一変。




「エコーとレントゲンを受けてきてください」と言われ、


空腹で泣き始めた息子をなだめながら、エコー室とレントゲン室をハシゴ。


帰宅させられそうになった1時間後、息子の病名がやっと判明。


「肥厚性幽門狭窄症」



体重の減少と、噴水のように吐く、というのが一般的な症状だそうです。


息子は体重が増えていたし、吐き方も激しくなかったので


何人もの看護婦さんやお医者さんからスルーされてきました。


「やっぱり病気だったんだ」「何度も訴えてきたのに、なんで今までわからなかったの?」


と思わなくもなかったけど、


病気がわかって、これで大量の嘔吐から息子が解放されると思うとうれしかったです。



手術をするか温存するか、誰にも相談する時間がなくて


でも、即断したおかげで翌日、準緊急手術を受けることが出来ました。




「母になる」というのは、予想外の激流にもまれるのだな、と思います。


独身の時の激流は上下だけだったけど(当社比)


こどもを持った今は洗濯機の中につっこまれたような感じです。


360度、どっからでも波はくるぞ、みたいな。



そのうちこの洗濯機のような3Dの波も、乗りこなせるようになるんだろうか。


がんばりますうああん