10月下旬に、勤務先でイベントがありました。
その時、参加メーカーさんたちを社長がながめながらわたしに
「なゆさん、独身の若いメーカーさんたちのアドレスを聞いてきてあげよう」
決定事項かよ‥
と、突然申されました。
「え?いりません」と素直に即答したら、
「いいからいいから。おい、稲葉。なゆさんのためにアドレス聞いてくるぞ!」と、
社内一営業力のある先輩と一緒に、メーカーさんたちのもとへ。
いらねぇっつってるだろ!!とイラっとしながら勤労に励むわたし。
イベント終了後、わたしに2枚の名刺が渡されました。
「さあ!好きな方に連絡して!!」と稲葉先輩に言われ、
せっかく聞いてきていただいたのだし、と連絡してみました。
2人のうち、ひとりの方のお返事メールがかなりの長編で、
読後に思わず転送の画面に切り替えて、文字数を確認してしまいました。
総文字数2,396‥( ̄□ ̄;)
400字詰の原稿用紙6枚分。
出だしの”はじめまして”の説明に8行も使えば、
そりゃおのずと他のこともダラダラ長くなるよなあ・・・
1文でまとめると「初めまして。また飯でも食いに来ましょう」的な内容に、
わたしは一体何スクロールしたんだろう?
そんな超長文メールの”寿限無くん”と、
プライベートで顔を合わすことなく
メールし続けることになるとは思いませんでしたわ・・・
寿限無くんは某大手メーカー勤務。
背も高いし、顔もいいし、なんでフリーなんだろうね?と思っていたけど、
ああ‥コレはモテねーだろーなーと思うメールの内容がしばしば。
ひとをおちょくってるような、
「うっすらわたしをバカにしてるだろうお前?」
と思うような内容がたまにきて
「なにが言いたいのかサッパリわからない‥」となることがありました。
なんでそんなオトコとメールやりとりしてたんだろーなーと今は反省しきりですが、
10~11月までオトコ日照りだったんだもん!!!
という。
30過ぎて、本当に異性のやり取りがまったくないと、
「このまま一生独身?!」と汗びっしょりになりそうな現実に
救い求めてたんですよ・・・
11月下旬、マーヤ先生、香せんせい、るかさんご夫妻と
東京に行ってる間にもじゅげむからメールは来てました。
最終日、新幹線の切符買いに並んでいたらじゅげむから謎のメール。
「あ」のみが3通。
その後「ああ」→「あああああああ」というメールがきて
それを見たるかさんの旦那さまが「寿限無じゃなくて呪怨だ!!」
と、座布団運んできたくなるような、うまいこと言われてました。
さすがホラー好き。
1時間のうちに連続で9通届いた時点で
非常に困惑していたら、
マーヤ先生が文面を考えてくれてメールを返したらピタッと止みました。
スゴイですマーヤ先生!!
それからはなるべく距離を置くようにして、
すこしずつフェードアウトしていこうとしておりました。
先週土曜日、またイラッとすることを送ってきたので
ズバリ指摘したら、「あーあーすいませんでしたー」と
失礼なメールを送ってきたので、もーいーやと初めての放置。
そしたらですね。
昨日の夜11時過ぎから呪怨から
メールが届き始めました。( ̄□ ̄|||
着信拒否なんて数年前に1度だけしたことしかなく、
操作してる間にも届く届く。
「メール返してくれないとしんじゃう」
「やだ」
「返事がないのはやだよ」
「クリスマスイブ、デートしよう」
「2人でオレと会ったら、オレにほれるから」
「スキって言ってよ」
「寝かせてあげない」
などなど、ロミオメールでわたしの受信箱は埋め尽くされていきました。
頭のなかでなぜかglobのDEPARTURESが流れたよ。
なんかいろいろメールしてきても、
お前とは1度もまともに会話したことねェだろうが!!
と、本当にイラッとしましたわ・・・
暗証番号をど忘れして、操作に時間がかかってしまい
「ひいいいいい」と本当に半泣きになりました。
今月来月は年末年始のあいさつ回りのシーズンです。
否が応でもじゅげむくんと顔を合わせる日があるので、
ひたすら静かにフェードアウトできるように、
祈る日々でございます。