電信柱のおじさん。 | なゆのブログ

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もっとじぶんをだいすきに。






3/10で入社10年目になりました。


今日は4/10ですが。

3月はバタバタしててすっかり忘れてた。


入った当初→「とりあえず3年頑張ろう。25歳までに寿退社だっ」


と思っていたのに、順調に嫁き遅れております。やばい
年内にはなんとかせねば。誰か紹介してください。(-"-;A






母が昨日、就職難の話をしておりました。


母 「アンタ、50社近く落ちたのによく今の会社は拾ってくれたねぇ」


わたし 「そうだねー。卒業式の10日前に運よく決まってほっとした」


母 「電信柱のおじさんに感謝だね」


わたし 「???誰それ?」


母 「会社にむかってるときに電信柱で作業中のひとに


   ”がんばれよー!”って言われたって言ってたじゃない」



 あああ。


あったな。そんなこと。


採用試験の日、ドキドキしながら駅から会社に向かってる時、


狭い路地で車が来たから立ち止まりました。



そしたら立ち止まったところに立ってた電信柱の上の方から


「おう。ねーちゃんドコいくんだー??」と声掛けられたんでした。



「すぐそこの会社に面接受けに行ってきます-」と叫んだら、


「おー!がんばれよー」と頭の上から声援受けました。



そこでスッカリ緊張が抜けて、面接受けに行ったら受付に


バイト時代の先輩がいて


「アンタならぜったい受かる!!」って言われたなぁ。




面接終わって帰り道、


同じ道通ったら地上に降りてたおじさんに


「どーだったかー」と聞かれて


「がんばってきたー!ありがとー」ってお礼いって帰ったな。




ものすごい忘れっぽい母が電信柱のおじさんを覚えていたことにビックリです。


わたしの就職が決まらないことに、両親ともに気をもんでたんだなぁ。


わたしはノンキに「お金稼げればなんでもいいや。ハケンでも」と


思ってたよ。甘かったよ。

自分に自信がなくてコネ使えるとこ、全部断っちゃったし。
縁故で入って、もしわたしが仕事が出来なくて、
お世話になった方のご迷惑にかけることになったらと思うと
どうしても嫌だった。




 神様はどこにでもいる、とどこかで聞いたけど


ホントだね。


すっかり忘れてた電信柱のおじさんを


思い出して感謝の気持ちでいっぱいです。