国際結婚を

 

していた(過去ね)わたし。

当初、両親には反対されていた。


でも優しい雰囲気で、たどたどしい日本語に癒され、
よく笑顔になってるわたしを見ていて、
わたしの親は結婚を認めてくれた。

じゃあ会わせろとなった時、
(そりゃ言うよね)

韓「挨拶とか苦手なんだけど。。。」

わ「僕にくださいとかいらないから。よろしくお願いします。くらいで。」

韓「はじゅかしい(ちゃんとしたとこで働けてないし)」

わ「じゃあ結婚しないのね?」

韓「入籍して、ちゃんと働けたら」

わ「じゃあもういいよ。結婚もなしで。挨拶できない人なんて無理だから。」

韓「えー。じゃあ 挨拶だけ。。。」

数日間、そんなしょうもないやり取りの後、
実家の玄関開けるまで、

やっぱり。。。

何言えばいいの

はじゅかしいじゃない?

スーツゅとか無理。

云々。。。ずーっとなんか言ってた。



韓「はじゅめまして。韓ともうします。」

母「娘を見ていてあなたの人柄が良いんだろうと思いました。
  娘のどこが良いですか?」

韓「優しいところてす。」

母「ご両親は反対しない?」

韓「大丈夫てす。良かったといてます。」

ところどころ、たどたどしさのある言葉にわたしの母親も和み、
また、日本語が話せるところに安心した様子。

日本は道路も綺麗だ とか、
日本人は親切な人が多い
など、アンチジャパンな感じは受けなかった。

 

両親も少しずつ笑顔になっていき、

韓「よろしくおねがいいたいたいます。」で

挨拶は無事終了した。


韓の時代は、ちょうど、日本文化も自由に入ってきてた時代。

スラムダンク🏀も少し遅いが大学生時代に読んでハマったらしい。

その後、またアンチジャパン教育が再燃し、
韓の親の世代、今40歳代くらい以下の世代は、
反日が強く残ってる人も多いのだとか。


わたしがソウル🇰🇷に宝飾卸店の視察(当時の職業)に行った時、
ある宝飾店で接客を受けていると、
あからさまにぶつかってくるおじさんがいた。

わたしは思わずショーケースに雪崩れると、

おっさん「イーイルボニニームキーびっくりマークピキョー!」(この日本人が!邪魔だどけ!)

 

と言い店の2階へ上がろうとした。

 

謝る店員のお姉さん。

 

韓「何あの人ムキー!?誰に言ってる!!」と追いかけようとした。

 

ひたすら謝る店員さん。

わたしももぅ良いよーと言って韓をなだめた。

 

この店の社長なんです。。すみません。と

店員さんから聞いた。

 

韓「だから韓国は嫌いなんだ!!韓国人であることが、はじゅかしいよ!!

 「だいたい社長なんだったら。。。。。。。。。」

こうなってくるとネチネチ話が長くなる。

 

わ「せっかくソウルに来たから忘れましょう。安く買えたし。

  怒ってくれたことがわたしは嬉しかったよ。」

 

満足してくれ、濃厚トロトロ参鶏湯

食べてお腹いっぱいになったら韓も落ち着いてくれた。

(クリームシチューくらいの白濁スープが絶品)

 

 

かたや日本🇯🇵で。

 

外国人は、外国人登録証明書(今は在留カード)

の携帯を義務付けられている。

 

 

こんなやつ

 

在留資格:日本人の配偶者

 

 

不法滞在を取り締まるためであるが、

この警察の扱いが結構ひどい。

 

不携帯であれば、どんな状況でも取りに帰される。

ハーフ顔の日本人でも、登録証見せて となる。

日本人です と言って

財布から日本名の保険証なんて出したら、誰の財布だ?となる。

 

 

1日でも在留期間過ぎてたら。。。

再発行の証明出来なければ。。。

勾留されたりする、こわーーい代物。

 

 

韓も何回か提示を求められた。

 

ようやく外資系大手キラキラの会社で勤められた頃、

シフトで夜勤の日があった。

 

夜中1時頃、自宅から自転車で30分ほど🚲頑張って通勤していた。

外資系大手企業の、後もう少しで着くと言う場所で、

警察に呼び止められた。

明らかに待ち伏せ。

 

韓は紛失が怖くて、不携帯が多かった。

自宅に置いていた。

紛失した時が一番怖い。

韓はそう考えていた。

 

会社の目の前だったので、

ここで働いています。証明できます。

従業員証明を提示、会社からマネージャーが出てきてくれて説明。

(マネージャーさんありがとう)

 

それでもダメだった。

従業員入口で1時間、

偉い人たちが説明してくれていたそうだが、

自転車で往復1時間。🚲自転車

取りに帰された。

 

 

夜中2時半頃、真っ暗の部屋に電気が灯り、

韓「はーーーしっ ちっ ちっ」

 

韓国ドラマでよく見る怒ってる時の感じ。

 

ノーブラパジャマのわたしが目をこすりながら

わ「どうしたの?何があったの?」

と玄関見ると、警官が2人ゲッソリ立っていた。

 

 

わたしはあわてて上着を羽織ってあたふたする。

こんな時に限ってなかなか袖が入らない。。。

 

韓は怒りながら

韓「はいっこれで満足!?ムカムカ

 「登録証持ってないからってだれに迷惑かけるの⁉️運転免許証とは違うだろ⁉️」

 

わ「そのために取りに帰されたの?往復1時間よ?!人権ないの?」

 

胸を隠しながら食ってかかるわたしに

もう良いから寝てと出勤していった自転車

 

 

長くなってきたのでまた次回へ

アンニョーン