ドラマ内に出てくる葉子(伊藤蘭)のテレビ番組『お助けドクターSOS』
第一話では、伊藤さんが「お天道様は誤魔化せても私のこの目は誤魔化せない」のキメゼリフを手の振付つきで披露実は、あの動きは、「何か動きがほしい」と監督にリクエストされた伊藤さんが自ら考えたものなのですキャンディーズを彷彿した方も多かったのでは
そして、このドラマ内番組に公式キャラクターが誕生しました!その名もドクターSちゃん現在、ラインスタンプとしても絶賛販売中です
今回は、この"ドクターSちゃん"を生み出したデザイナーの絵青(かいせい)さんに誕生秘話を聞きました
絵青(本名:横地あおい)
アトリエ 庵 代表。バンタンゲームアカデミー・デッサン講師。
デイリースポーツ新聞のコラムイラストなども手掛ける。
絵青さん「伊藤蘭さんがモチーフですが、似顔絵ではなく、蘭さんのエッセンスを注入した新しいキャラクターを作るということで、アイデアを刺激するため制作中の僕のデスクまわりには蘭さんの写真を飾っていました」
絵青さんが得意とするのは、"もしもゴッホが現代に生きていて有名人の肖像画を描いたら?"といった、画家のタッチを自らに憑依させて描く"もしもシリーズ"今回も、"もしも蘭さんが今風の萌えキャラになったら?"を発端に、頭の中で様々なものを融合しアイデアを膨らませていったのだそう
そして誕生した"ドクターSちゃん"がコチラ大きな瞳にパッチリまつ毛、尖った耳が印象的ですね
ちなみに、猫になったきっかけは、「娘(23歳)がサラサラッと描いたイラスト。ツンとした猫を見て、これはイケる!と思い、そこから、もっとS感を出すように僕がオリジナルで展開していきました」とのこと。
"もっとS感を!"が、スタッフからの必須条件だったというエピソードも
たとえば、椅子にふんぞり返っている絵もほしい、と注文を受けた絵青さんは、「パンプスを大きくしてみたら雰囲気が出ました」と話します。スタンプという小さな枠の中にも葉子の世界観バッチリなのです
これが・・こうなりました
上が原画で、下がスタンプ。こんな風に仕上げられるんですね~
さらに大事なのは“ドクターSちゃん”のセリフ部分
「私を誰だと思ってるの?」「私のこの目は誤魔化せない」「その線で行きましょう」など葉子のセリフを活かしたほか、主に若い女性スタッフの意見を取り入れて新作したものが多数あります。「貴様ごときが」「すっとぼけないで!!」は、口で言うことはないけどラインでなら使ってみたい!との感想も多いとか
同僚、後輩、友だち、家族、恋人にと、特に女性が使いやすいドSキュートなツンデレの出来栄えです
もちろん、ドラマの中にも"ドクターSちゃん"は密かに登場していますよ
カンファレンスシーンで葉子が使うマグカップや、葉子の腰巾着・夏海(笛木優子)のノートやマウスなどなど・・
みなさん愛用しているので、ぜひチェックしてくださいね