こんばんは☆


連休初日、息子の大好きなバァバ(私の母)と私達家族で貸し切れる温泉に行ってきました。

今回は母が喜んでくれるプランを考えて口笛

お部屋に着くや早々テンション高めの息子。
初めての場所に大喜びです。
主人が飲むお酒や火を扱う食事も頼むことを考慮してダイニングテーブルのお部屋を予約したはずが何故か畳に大きなローテーブルのお部屋でした。
温泉側の手違いとは言え、連休初日で他の個室は全て満室だったので文句も言えず...
まぁ大人3人もいるしなんとかなるかと諦めました。

5時からの予約だったので、食事にはまだ少し早いと思い、先に主人と母に大浴場に行ってもらいました。
お部屋に息子と私2人きりになり、ママとお部屋についている露天風呂に入ろうかウインク
と聞くと、うんはいるラブ
と嬉しそうに自分で服を脱ぎ始めました。
最近、どうにかこうにか自分で上下とも脱ぐことができるようになりました♡

と、ここまでは平和で良かったんだけど。
次の瞬間、背筋が凍る思いをすることになるなんて。

当たり前ですが、外から泥棒などが侵入しないようにお部屋から露天風呂に出るガラスの扉には防犯上内鍵がかけられるようになっている扉でした。
まぁそりゃそうだよね。
身長87センチある息子、当然カチャンと閉める鍵に手が届きます。

入る前にお湯の温度を確かめたかった私。
ママちょっと確かめてくるから少しだけ脱衣所で待っててねと言い聞かせました。
イタズラな息子、絶対に内から鍵を閉めると思ったので、扉を全開にしてドアストッパーを置いてから外に出ました。
その間、ものの10秒くらいだと思う!

なのに、なのに、なのに

一瞬でドアストッパーをどかし扉を閉め内鍵を閉めたー滝汗滝汗滝汗
カチャンって鍵が閉まる音と私がドアノブを掴んだのほぼ同じだったのに!
ヤバイ!と思った瞬間、もう閉まってた。

なんで間に合わないの?
って思われますかね...
言い訳がましいですが、ほんっとに日頃からすばしっこいんですよチーン

次の瞬間、部屋に息子1人になってしまったことの恐ろしさで背筋が凍りましたガーン
幸い、全面ガラスになっていたのでお部屋の中が見渡せます。
とりあえず火のついているものはない。
着いてすぐに大人が飲んでいたテーブルの上のお茶はもう冷めきっている。
テーブルの上に物凄い固かったお煎餅がある、でもきっと息子は食べないだろう。
触って危ないのはポットだけ、でもロックしてあったからきっと平気。
カバンの中にも危ないものは何も入っていない。
てか、息子素っ裸じゃん!風邪引いちゃうよ!
あ、オシッコ漏らしちゃうかも!
でももうそんなのどーでもいいや!

こんな状況でも、頭の中で冷静に考えている自分がいました!

そして次の瞬間、自分が外に閉じ込められている疎外感と、目の前に息子がいるのに触れられない恐怖感に襲われました
露天風呂は外から見えないように囲いがしてあります。
しかも凄い高さ。
見えるのは空と緑だけ。
お部屋に入るまで通って来た順路を考えると凄い奥の端っこだった。

しかも、1番重要なことに気づきました!←遅っ
主人も母もお部屋の鍵を持って出なかったこと。
2人が出た後に、日頃の習慣からお部屋の鍵を閉めてしまっていたこと。
こんなところで良い習慣が仇となるとは...
戻って来ても誰も部屋に入れないし、私と息子がお部屋の露天風呂に入っていると思われてしまえばそこまで。


もう終わったな


どうする私?
とりあえずガラスをバンバン叩きながら大声でひたすら真っ裸の息子に話しかけました!
ここで親バカ発揮!
○○は頭良いからわかるよね〜
閉めた鍵をもう一度回して元に戻してごらん!
ね!ね!出来るでしょ!?お願い!
そこだよ!そこそこ!
と外から鍵のある場所を指差して何度も何度も言い聞かせました。
今思うと、息子に無謀なお願いをしていたなー

鍵は触るものの、どうしても元に戻せない様子。
なんで閉められたのに開けられないのーえーん
もう悲しいのと自己嫌悪で涙が出てきました。

ガラスぶち破るか?
いや、それは無謀すぎるしペアガラスなんてそんな簡単に割れない。

もうどんなに考えても方法はただひとつ。

大声で助けを求めることだけ。

こんな時は恥ずかしさなんて考えもしませんね!
助けてー!息子が部屋に1人なんです!
もはや、何分たったのかもわかりません。

でも、幸いなことに鬼のような形相で叫んでいる私を見て、息子はその場を微動だにもしませんでした。
ウロチョロすることもなく、とにかく私の話を理解しようと一生懸命でした!
ずっと鍵を触っていた。
素っ裸で取り残され、ママの見たことないような形相を見る羽目になり、ママに触れられないとわかったら、泣きじゃくってもおかしくないんじゃないかな。
全く泣きませんでした。

いい歳こいて泣きじゃくりながら叫んでいるのは私。



そうこうしているうちに、予備の鍵で旅館の方が6人凄い勢いで部屋に入ってきました!

あぁ助かった...
安堵の気持ちと悔しさで涙が止まらない。
息子を抱きしめながら何度も何度も謝りました。

尋常じゃない声が聞こえたので入らせてもらいました!
と旅館の方に言われ、人生で1番焦り、人生で1番人に謝りました。

それから10分ほどして主人が戻ってきました。
私の顔を見てすぐに言ったこと。

さっきさー
どっかバンバン叩いてなかった?
すごい音が聞こえたんだよねー
ま、○○(息子)暴れてるのかなぁ〜
としか思わなかったけど笑笑
チャイム鳴らしても出なかったから休憩所でマンガ読んでた



だってよ。


わかってる、私が全て悪いの。

全てわかった上で

マジ腹立つんですけどームキームキームキー

逆ギレしてしまいました。

よっぽど精神的に堪えた私は、そもそも出かけるのに鍵持って行かないのはなんでなのよムキー
と、一方的に怒鳴り散らしてしまい。

そこへ母が帰宅。

なになに、どした!?

そりゃ、そうなるよね。
滅多に怒鳴らない私が怒鳴り散らしてるんだから。

とりあえず母に一部始終を再現したら、そりゃ焦るよね!怖かったでしょう!よく頑張ったね!
と言われ、何十年ぶりに母に抱きついて泣いてしまいました。
が、その後すぐに、でもあんたが悪い、なんで息子を抱っこして露天風呂に出なかったの?
バカなの?
と怒られましたゲロー

ほんと、その通りです。
主人に言われるとなぜか腹が立つ言葉も、母に言われると妙に納得できる。
やっぱり親子ってすごいわ。


次の日、母の前で恥をかかせてしまった主人に謝り倒しました。
もう反省点ばかり。

母になって1年11ヶ月4日。
ちょっと母業に慣れてきたつもりだったけど、まだまだ未熟者ですな。



今回思ったんです。
これから夏に向けて外に洗濯物を干す機会が今よりも多くなります。
窓を閉めてバルコニーに出てしまい、家の中から鍵を閉められてしまうこともあるかもしれない!
って。
完全に開け閉め出来る年齢ならいいけど、まだ完全には理解していないことが今回でハッキリとわかったので、部屋に子供を残したままちょっと洗濯物干そ〜
は絶対に気をつけよう!
網戸で干していたとしても、息子、窓と鍵は簡単に閉められちゃうからね!

小さいお子様をお持ちのママさん、気をつけましょう真顔
って、こんな失態するの私だけかもね笑い泣き



長々と失礼しました。