ファイヤー | 花屋はつらいよ  ~口笛を吹く藏次郎~

ファイヤー

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荷つけ

市場から届いた花を、店頭に出すために下準備すること。

基本的には配送で弱り気味の花が水を吸いやすくなるように、

茎を切ってやったり、無駄な葉っぱを取ってやったり、

バラの棘をとってやったり、などなど。


結構めんどくちゃい地味な作業であーる。


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今働いている店はとにかくお客さんの数が多い。

したがって市場から入ってくる花の量も容赦ない。


毎週切花が出荷されるのが、月・水・金。


そのたびに2000本近い花が押し寄せ、

こいつらを手際よくさばけるかどうかが


→<使えるヤツ>

→<使えない残念なヤツ>


の分かれ目となるのだ。



まだまだ商品の制作の面では貢献できない自分。

ここは少しでもアピールしておきたいところなのだが・・・


そうそう甘かぁない。




意気込む自分に立ちはだかるバラの軍勢。


「俺たちはまだ丸くなるような年じゃねんだ。

               トンガってなにが悪い」


容赦なくまだか弱い自分の手に棘を突き立てる。


サクッ    ッ痛!!

サクッッ   NO!!

サクッッッ  もう許して下さい 号泣



そんな状況を知ってか知らずか売り場から内線が。

(荷つけは売り場とは別の作業場で行う)


先輩だ。


これはきっと何かアドバイスがもらえるに違いない。


「どーだ?頑張ってっかー?」


うんうん、頑張ってますとも。

ほら、なんかないっすかー?

最強のテクとかあるんでしょー??


「ははっ、そーかそーか。

 そんならその調子で頼むわ。あとはな・・・」


ほら来た。ワクワク



「燃えよ。」



う゛…ぁああぁああああああぁああ!


そんだけかいっ!!




今日はそんな荷つけの日。

リベンジマッチでございます。

もうオラオラで頑張ります。