職場に着いたら急に心がポッカリ空いたように寂しくて、ユキにどうしたのか聞いたら。
幸「会いたい、会いたい、寂しい」
そればかり。
会いたい?
なんだ、高層階にいるから母なる大地が恋しいのか?
と、意識で大地と繋がる。(グラウンディング)
ユキはまだ寂しがっている。
ならばと、すべてなるものの創造の源と繋がってみる。(瞑想)
まだ寂しい、寂しいと言っている。
なに? なんだ??
とにかく少しでも落ち着こうと。瞑想したままチャクラを開いてエネルギーを整えていると。
幸「アキちゃん!!!!」
突然ユキとアキの意識が繋がって、ユキがアキに抱きついた。(抱擁は概念)
幸「やっと会えた! 寂しかった!!」
え、えー!??
地球でもソースエネルギーでもなく、アキと繋がってなくて寂しがってたの?
でも確かに、さっきまでの迷子になったような、胸を絞るような寂しさが消えている。
出勤する時は外のことに囚われて(主に時間。電車や出勤の)、ユキとなかなか繋がれないなと思っていたけど、なんとなくユキは飄々としているように思い込んでいた。
でも逆で、おそらく宿主やアキよりずっと敏感に繋がりを求めていた。
宿主もびっくりだが飛びつかれたアキも困惑している。
とりあえず仕事の時間だったので、まあ良かった良かったとユキアキを引っ付かせたまま放置した。
昼休憩になって、ユキに話を聞いてみると。
幸「だって僕はアキちゃんがいないと何にも分かんないんだよ、僕にはアキちゃんが必要なのに全然繋がれなくてとっても寂しかった!!」
世界を創造するほどの力を持つユキ(潜在意識)は、外界と繋がれるアキ(顕在意識)と一緒にいないと寂しくてたまらなくなってしまうらしい。
アキと一緒にいるユキはいつものにこにこ顔に戻っていて、人が溢れている食堂で「ユキ、座りたいから席ちょうだい」と宿主が頼むと目の前の席が空いて、ユキが「どーぞ!」と言ってくれた。
ユキにはアキが必要不可欠みたい。
では、アキは?
顕「わからない、いつも圧倒されてしまってそんなこと考える余裕がない」
なんとユキの一方通行だった。
幸「えー!?? なんで!? アキちゃんには僕が絶対の絶対に必要なのに! 必要なんだよ? ね? そうだよね?」
顕「よ、よくわからない」
幸「どうしてー!?? なんで分からないの? アキちゃんは僕がいないと大変なのに!!」
顕「(いても大変なんだが……)すまない、これから少しずつ理解していく」
幸「理解しようとしなくてもそうなの!!」
顕「ええー……」
とりあえず、ユキの必要性をアキに示していく方向で一応まとまった。
今日も元気なユキアキ。