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フラワーアレンジメントのあれこれをブログでお伝え
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今が真っ盛りのアジサイ
…なのですが
今年は梅雨入りは早かったものの
雨が降らない日が多い
先日なんか30度超え
炎天下にさらされている時の
アジサイはしおれたようになっています
いえ…
しおれています
暑さに弱く乾燥にも弱い
アジサイですが
一輪でもお部屋に飾れば
爽やかな空気が漂います
…ですが花瓶に挿す前には
アジサイさまのために私たちが
お世話係となって
しっかり下準備して差し上げましょう
アジサイの水揚げ
まずは水を入れたバケツや洗面器の中で
茎を切ってくださいね
これを水切りといいます
この水切りはアジサイに限らず
殆どの花木を活ける前に必要な
下準備です
そして多くの花たちは
この水切りだけで花まで十分
水を吸い上げるのですが…
アジサイさまは違うのです!
もうひと手間必要とされています
だってアジサイさまですから
そんなに難しくないので
覚えておいてくださいね
2通り知っていれば十分
手間暇かける方法も多くありますが
(切り口を焼いたり新聞紙でくるんだり…)
ハサミ一つで簡単に出来るのが一番です
ご家庭に飾って楽しむだけなら
下の2パターンだけ知っていれば十分です
その一
まず、アジサイの茎は
斜めにスパッと切ります
茎を割くくらいの勢いで斜めに切るのです
そうすることによって断面の面積が
大きくなり、吸い上げる水の量も
増えるってコト
アジサイは茎の中にこのような
綿状のものが詰まっています
これがあると水の吸い上げを
ジャマするのでハサミの先で
丁寧にこそげ取ります
その一はこれで終わり!
そのニ
水切りした茎をハサミの柄で軽く叩く
茎をちょっと潰す感じかな
そのニもこれで終わり!!
どちらも処理したあとは
深水に浸けておくとよいですよ
ほら!簡単でしょ!
わたしは急ぐときは
そのニの方法で水揚げしていました
以前、専属講師として登録をしていた
アレンジメント教室は大阪から
広島まで花が運ばれて来ていました
そうするとアジサイは当然
しおれているのが多かったです
レッスン開始まで時間がない時
ガンガン叩いて砕いて水に浸すと
あっという間に蘇ってました
ここだけの話ですが
アジサイさまって…
…
Mだと思う…
しっかり水が上がってから
好きな長さに切って花瓶に挿してくださいね
このひと手間で長く楽しむことが
できますよ
そして、もっと
ながーく楽しもうと思ったら
延命剤を活用するとよいですよ
アジサイに限らず
殆どの花の持ちが断然違います
以前生徒さんにおススメしたところ
お仏壇の花にも使ったらとても良かった
と言われていました
なるほど…な使い方!
アジサイの凄いところは
少々しおれてうなだれていても
適切な処置ですぐに復活するところです
その処置のドMっぷりったら

それはまるで
アントニオ猪木に闘魂のビンタで
元気をもらう人々の様です
わたしたちもアジサイさまを見習って
何かショックなことがあった時
いつまでもうなだれていないで
ちょっとの気合で元気を取り戻して
いきたいですね
でも、痛くない気合がいいなぁ
ほじくられるのも
叩かれるのも砕かれるのも
イヤだ!

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