予報ハズレの雨が
しとしと…。
残念ながら庭遊びは休みです。
あめが降る前の庭の花
花色が秋らしくなってきました。
花壇の縁取りアリッサムも、
花数増えてきました。
午前中は、実家へ。
週2〜３回のヘルパー代わりです。
最近の母は、落ち着いていて、
以前のような
物に固執したり片付けを拒んだりすることもなく、
ずいぶん接しやすくなりました。
戦前生まれの方は
たいていそうだろうと思いますが、
とにかく、
物を捨てることに抵抗がありますよね。
ウチの母も
『捨てられない人』
でして、いろんな物をため込んでいます。
私は、どちらかというと、
『スッキリシンプルに暮したいタイプ』
で、物がガチャガチャしていると、
どうもイライラするんてす。
認知症になってからは、
物の整理がしづらくなって、
余計に雑然としてくる実家の様子を、
見るに見かねて
片付け始める私。
自分の領域に踏み込まれたくない母。
かくして
母と娘のバトルが始まり、
かれこれ、数年たちました。
「あんた、アレ捨てたやろ
」
」「もう、汚いし、使わへんやんか」
「もう.帰って、来ていらんわ」
などの口論は、何度あったことか
それでも…
認知症に救われるというのか、
母は、自分が怒ったことを忘れるので、
次の日はケロリとして、
「来てくれたん
忙しいのに悪いなあ」
と、ニコニコ出迎えてくれます。
(お母さんは、ええわなあ。忘れられて。
昨日の腹立ちを引きずってる私は、
どうすりゃいいんだ
)
)と思いながら、
また様子を見に行く私。
母娘だね〜。
そんな母娘げんかを繰り返しながら、
今日も実家の物置きと化した
使ってない部屋を整理です。
なーんにも、
いい物見つかりませーん。
できるのは
ゴミ袋の山ばかり。
「ヘソクリでもあったら、
貰っとこ、
って思ってんのに、
いらん物ばっかりで、
なーんにも出てこんわ」
と母に言ったら、
本気で
「バイト代と油(ガソリン)代を、
払わなあかんなあ」
と言いだすので、
「そんな、端た金はいらんで。
貰うんやったら、
死んでからたくさん遺産を頂きますから」
と、人に聞かれりゃ
おそろしい娘だと思われそうなことを口走る私。
もちろん、ジョークですよ
こんなフランクな会話や口喧嘩も
いつまでできることやら。
こういう母とのやりとり、
庭仕事してるとき、
よく思い出すのよ。
土いじりって、
人を落ちつかせるよね。
