3日前のことですが、
私が入会している
バラ会の夏選定の講習がありました。
講習といっても、
会の役員さんのお宅にお邪魔して、
実際に選定するのを見せてもらったり、
剪定に限らず
いろんな質問をしたりで、
楽しいバラ談義だったのですが
夏剪定については、
基本的な説明をプリントにしてくれていたので、
ポイントはよくわかりました。
でも
お庭にある何十種類ものバラを見て
驚いたのは、
鉢植えにせよ
地植えにせよ
どれもすごく元気
黄変して、葉を落としてるバラなんて、
1本もないのよ
ウチのバラ…
元気そうだからと
咲かせてた、
ゴールド・メダル
下の方の葉が黄変、
落ちてきました。
講師さん曰く
「水切れかもよ。葉がたくさんあったら
蒸散も激しいから、
自ら葉の数を減らしてるのかも」
って…。
元気そうだからって咲かせたので、
体力使ったのかも…と、
思いましたが、口にはだせませんでした。
だってさ、
講師さんは、
鋏を片手に、惜しげもなく
蕾つきの枝を
バサリ、バサリとカットしてるのよ。
「夏に小ちゃい花咲かせたって、
キレイじゃないやろ」
って。
「秋にステキな花を咲かせるための剪定なんやから」
って。
もちろんHTの場合ですがね。
講師さんは、細かな栽培日記をつけてらして、秋にバラを10月の何日に咲かせるかという予定を立て、
そこから逆算して
剪定日を決めるそうです。
品種に合わせてね。
(すごいね。バラの成長具合が手にとるようにわかるんやなあ)
と、新米ロザリアンは感心しきりです。
台風が来たら、何十もある鉢植えを
すべて家の中に入れるんだって
「どこに置くんですか?
こんなにたくさん」
と尋ねそうになりました。
HT中心に育て、
バラ展にも何度も出品して賞を取られてる方というのは、
取り組む姿勢が違うなあ
「手塩にかけて育てているからね、
でも手をかければ必ず応えてくれるのよ。
努力しているからこそ、
バラ展で賞を頂くことか励みになるの。
評価されることが、
意欲になるの」
と言われてました。
なるほど…
バラ栽培の目標も人それぞれなんやね。
私❓
私はね、
出品しようとも思ったことないし、
一株のバラを見事に育てて
大輪の花を咲かせたいというよりは、
バラの咲く景色を作りたい
というのが本音。
だから、宿根草や他の植物との
共生を考えて
コーディネートしていくのが
好き
庭全体の景色を考えるのが
好きなのよ。
確かに美しい景色にするには、
一株一株しっかり育てなあかんけどね。
なかなか、
満足するまでには至りませんが
そんな新米ロザリアン、
そろそろ摘蕾やめて
咲かせ始めてます。
ブライダル・ピンク
今咲かせる時じゃないって、
講師さんに言われるかな
エンジェル・フェイス
剪定してみようかな。
一応、基本通りに。
そして、
施肥や薬剤散布同様、
できるだけ記録を残そうと思います。