こんばんは飛び出すハート

 

なんとなく、見る専でXを初めて、いろいろ見ていました。

残念なことに、身体的条件を理由にCAを諦めざるを得ない人が多いことが見て取れて何とも言えない気持ちになりました。

 

例えば、私の友人でもCAを諦めた人がいましたが、側湾症に悩む方も多いようですね。

実は、その判断基準は会社によって違うらしいです。と歯切れが悪くて恐縮なのですが、入社してからもその身体条件の基準は公開されるものではなく、現役CAはもちろん、OGOB(エアラインスクールの先生とか含む)も正しい答えを持っていない。私も、自分がいた会社の基準は全く知らない。誰が答えを持っているのかもわからない。笑 

 

Xで少し絡んだ現役CAさんがおっしゃっていて共感しましたが、「決めるのは面接官であって、あなたではない」。

だから、怖がらずに受けてみてほしいです。

 

身体検査での病歴の申告も同じで、会社によって問診も違います。

 

私はかつて(すみません、具体的な時期を特定されたくないのでカモフラージュします)、原因不明の全頭脱毛症に悩まされ、回復までに時間がかかりました。幸いだいぶ前に完治しているので、身体検査には大きな影響は何も出ていませんでしたし、これからも影響しないと思います。

 

「CAになりたい」ということも恥ずかしくて言えないくらいの外見になってしまい、かつ、励ましてくれる人は誰もいなかった。笑 

 

周りの人みんなに「CAになるなんて無理だ」と言われて、悔しかったのですが、「絶対にCAになってやる」と頑張るモチベーションになっていました。今思えば、「その体でフライト生活なんて無理だ。働くことも難しく、生きることに精一杯だろう。」くらいに心配されていたのもあるかもしれませんが、これだけ頑張ってきて絶対に引き下がれない、という気持ちだけは強かったです。

 

側湾症で諦めていく友人や、実際にCAになっても体が持たずに数ヶ月で退職した友人、いろんな人を見てきて不安はありました。でも、やらないとわからないし、やってダメだったら、CAは私がやる仕事じゃなかった・・・とあっさり諦めはついたのかもしれないです。

 

実際にやってみてどうだったのか、というと、病歴があるからといって、フライト生活で困ることがあったのかというと何もありませんでした。フライト生活を通して体はボロボロになりましたが、病歴とは全く関係なかったと思う。ロングヘアでシニヨンを作れる日が来るなんて思ってもみなかったので、毎日ワクワクしながらお団子ヘアを作って、フライト満喫していました。本当、実際にフライトできるかどうかなんてやらないとわからないので、怖がらずにチャレンジしてみてほしいです。

 

周りの人に言われて、いろいろ心が揺れるのは辛いと思うのですが、「決めるのは面接官」です。

病歴を理由に諦めてほしくないな、と思います。

 

ただ、隠れ貧血にならないように鉄分を普段からしっかり摂ることや、身体検査の前に眼科に行ってコンタクトレンズの度数を再確認すること、など事前にできる対策は頑張ってみてください飛び出すハート あと、体力とバランス感覚は本当に身につけておきましょう・・・普段、運動される習慣があれば大丈夫かと思います。

 

ちなみに、平衡感覚の試験で私も危うかったことがあります。対策があるのかは分からないのですが・・・再試験になってしまい、なんとかパスしましたが当時は焦りました・・・え、ここで引っかかる?!と唖然としました。緊張していると、立て続けに見られる検査で集中できなかったり、思わぬところに落とし穴があるのかもしれない。色覚も一つ間違えそうになって、「本当にこれでいい?」と優しい看護師さんが再チャンスをくださったことも。最終面接後に身体検査、だと、廃人のようになっているので集中力も落ちてしまい・・・言い訳ですね。身体検査→最終面接だともっと辛い・・・

 

あまり考えすぎず心配すぎず、というより、何も考えずに!!身体検査も面接の延長!と思って楽しく笑顔で受けることが大切と思います。

 

もうダメだって思ったら、病気になって周りに止められても、諦めずに国際線CAになった人がいる、と思い出してくれたら嬉しいですウインク 私は、諦めさえしなければ、どんな奇跡でも起こると思います。