こんばんはニコニコ飛び出すハート

 

ずっと、書くと言っていて書いてなかったですね・・・

ビジネスクラスの世界について、書いてみますウインク

 

CA経験者枠で採用試験を受けると、必ず確認される質問ですが・・・

・フライト年数

・パーサーの資格有無

・乗務していた機材(・・は会社によるかな)

 

これ以外に、「どのクラスで乗務していたか」聞かれることがあります。

・国内線エコノミー

・国際線エコノミー

・国際線ビジネス

・国際線ファーストラブ(すごーい!)

 

なので、ビジネスクラスで接客をしたことがあるか、ということは、CAのキャリアでも一つの大きな指標になります。何故かというと、普通の新人訓練ではエコノミークラスまでしかカバーされておらず、ビジネスクラスは一定のフライト年数(フライト時間)がないと訓練を受けさせてもらえないからです。なので、CAとしてここまでの経験があります!という指標になるわけです。

 

私は、ビジネスに乗務していました。

ただ、コロナが始まってしまったので、短中距離路線のみのビジネスクラスに数回乗務しただけで終わってしまいましたえーん

 

訓練自体はとても楽しかったです。

エコノミーでお食事のサービスやドリンクサービスで使用している100Kくらいあるカートではなく、ワゴンサービスになるので、動き方がとても難しかったです。ワインの品種も、フライトごとに勉強して覚えないといけない・・・

 

ビジネスクラスに実際に乗務してみて感じたことですが、離陸前からサービスがスタートするため(ウェルカムドリンクや上着のお預かり、上級会員の方へのご挨拶など)、離陸前の準備と合わせて目を回しながらキャビンを動き回ることが一番大変でした。

でも、座席数がエコノミークラスの半数ほどしかないため、お客様お一人お一人に合わせて、じっくりサービスをさせて頂けることは何よりのやりがいでしたラブ あーーーー、CAになってよかったーーーラブラブ と、CAの仕事のやりがいを真に体感する機会でもありました。

 

どうしても、エコノミークラスで乗務していると、お客様の数が圧倒的に多く、十分に会話させて頂く時間も取れないことが多く、「あ、もっとこうしてあげたらよかった・・・」と後から思い出して後悔することもありました。

 

でも、ビジネスクラスだと本当にほぼマンツーマンに近い状態で接客することも可能なので、お客様とゆっくり会話させて頂けたり、「何を望んでいらっしゃるのか」しっかりお伺いして、サービスに繋げることもできました。数々の美味しいお茶やコーヒー、お酒をご提案することもできた・・・

 

これはそれぞれのクルーの考え方にもよると思うのですが、私は、「お客様からお申し出を頂かない限りは、お客様のお手持ちのグラスを空にしない」ということを目標に乗務していました。常に、120%のサービスが行き届いていることを確認していました。クルーミールを食べている時間以外は常にキャビンを回って、ドリンクのおかわりを伺っていました。エコノミークラスではここまでキャビンを回ってお客様にお声かけする余裕もなかったので、気はとても張っていました。

 

訓練で教官に言われたのですが、「ビジネスクラスに搭乗されるお客様は、いくら支払っていると思いますか?それを考えて乗務してください。」

 

これを思い出すと、「キャセイに乗ってよかった」と思って頂けるのは最低限の目標で、「また、このCAの接客を受けたい。」とここまで思って頂けるように努力しないと!!!と思いを強く持っていました。

 

とはいえ、20年以上ご利用くださっている顧客様、キャセイだけではなく、ワンワールドの上級会員のお客様(って、JALさんとか他の素晴らしいエアラインに乗り慣れているお客様)のサービスを担当させて頂くことも多く、とても緊張しました・・・ガーン

 

たまにCA友達から聞くことで、私もとても共感するのですが、一番緊張するのは、1人で利用される女性のお客様ですガーンガーン

とても見る目が厳しいので、、、非常に非常に緊張しました。

 

一度、最上級のステータスの女性のお客様がお一人でビジネスクラスにいらっしゃった時にも、ずっとドキドキしていました・・・クールで美人。見るからに乗り慣れている。CAへの見る目も厳しい。なので、「ありがとう」と言って頂けた時は心底安心しました。

 

リピートしてくださるお客様と機内で再会できたり、とても思い出深いビジネスクラスの乗務体験でした。

 

番外編ですが・・・

キャセイのOGの方の接客を担当させて頂いたこともありました。これ以上ないくらい緊張しました。

ビジネスクラスで、大先輩をおもてなし・・・・・・ガーン 「今日のフライトはなに!!」と厳しいお言葉を頂いたのですが、お話しさせて頂いているうちにとても打ち解けてくださって、最後はむしろ私のフライトの辛かった話を聞いて頂いたり。キャセイを卒業された先輩と交流できて、とても楽しいフライトだった。後から他の先輩に、「あなた大丈夫だった?」と聞かれたのですが、厳しくて有名な方だったようです。でも、わたしはとても大好きな先輩でしたよウインク

 

せっかくだったら、国際線ファーストまでやってみたかったです。

どんな世界だったんだろう。一度、JALさんの国内線のファーストだけでも乗ってみたいなラブ

 

クラスJであれだけ素晴らしい接客をチーフの方がしてくださり、ファーストクラスはどんな感じなんだろう・・・

そういえば、私もJALさんのクラスJに座った時は、【女性1人】のお客様だったので、「厳しい」って思われてたのかなキョロキョロ