こんばんは
大変ご無沙汰しております、みなさま・・・
いかがお過ごしでしょうか？
香港を撤退して、日本に戻ってきております。
香港からブログを読んでくださっていつもイイネを下さる読者の方もいらっしゃったので、香港を出る前に是非ご挨拶させて頂きたかったのですが、それが叶わずとても残念です。いつも、読んでくださる方、皆さんに心から感謝していますいろんな人から大切にして頂けるブログになっていて感動しましたし、私が更新していない間も、一定のアクセス数があって嬉しかったです。
書きたいことはたくさんあります。この更新できなかった期間で何があったのか、私が何をしていたのか、ということを今日は書いていこうと思います。
実は、香港で大切な人を亡くしました。一時はいつも一緒だった大切な人です。自ら、天国に旅立ってしまいました・・・
いろいろな話や、亡くなるに至った経緯、噂は聞きましたが、正直どうでもいい。何も頭に入ってきませんでした。私にとっては、「大切な人がもうこの世にはいない。」と、この事実しかありませんでした。
あまりに突然のことで、大切な人をこのような形で亡くすことが初めてだったので、感情のやり場も何もわからず、ただただ慌てふためくだけでした。香港で最後に住んでいたホテルのスタッフさんと友達になり、彼らに一番先に相談しました。
私は英語しか分からず、広東語が全くダメなので、いったい彼らがどこに電話を掛けてくれたのか、何を話したのか、何をどう交渉してくれたのか全く分かりませんが、私が香港を離れる前に、彼女に最後に会えるように、一生懸命に交渉してくれたようです。「明日会いに行ってきて。たくさん泣いちゃうと思うけど、大丈夫？」と言って、失神しないように、水を大量に持たせてくれました。
実は、亡くなった彼女とは最後に喧嘩別れをしてしまい、再会の場で、彼女は冷たくなっていました。こんなに悲しい後悔・・・ただただ謝ることしか出来なかったんだけど、「あ、まだ天国に行ってない。ここに今いるな・・・」って感じて。「本当にごめんね。もう何も苦しいことないから、日本に早く帰ろうね。」、って話しかけたら、「もう仲直りしましょう。私たちもう喧嘩しちゃダメですよ～」という声が、どこからか聞こえてきたような気がしました。待っててくれたのかもしれません。
警察も絡んでいて、詳細は書けないのですが、香港でお世話になったたくさんの方たちに心から感謝です。本当は帰国を延ばして、お世話になった人にきちんとご挨拶してから帰ろうと思ったのですが、日本側で入国制限が始まってしまい、飛行機のチケットの変更も叶いませんでした。
一人で大丈夫だったの？と聞かれますが・・・
実は、身元確認中からずっと、CA時代に大変お世話になった先輩がLINEで連絡を取り続けてくださっていました。フライトでとてもお世話になった、日本人の先輩です。
一人で過ごせるような心境ではなかったのでとても有り難かったのです。先輩と合流して、ずっと一緒に過ごしていました。彼女と最後の対面をする日も、「一人では行かせられない。一緒に付き添う。」と言ってくださったのですが、対面許可が下りたのが私だけだったので・・・途中まで迎えに来てくださって、その日もずっと一緒に過ごしていました。
今でもよく連絡をくださいますが、香港では毎日ずっとLINEをくださっていて、私のことを一生懸命に守ってくださっていることが痛いほど伝わっていました。「おはよう」から、「おやすみなさい」まで本当にずーっとLINEが届いていました。
絶対に言葉には出されなかったけど、「この子は私が守らなければいけない。」という先輩の気持ちが痛いほど伝わってきました。だからこそ、「先輩を悲しませたらダメだから、なんとか頑張ろう。元気な姿をまた見せるために。」と私も思っていました。今でも、ふっとしたタイミングでLINEをくださって嬉しいですし、こんなマメで優しい人になりたい・・・と大尊敬している先輩です。
何もお返しできず、ご馳走になってばかりで気も回せず、フライトをずらして何とかお礼してから帰国したい・・・と願ったのですが、コロナ渦での入国制限なのでどうしようも出来ませんでした。
会社の退職手続き、新しい仕事への準備、帰国準備・・・と本当にドタバタで日本に帰ってきてしまい、香港できちんとご挨拶ができなかった皆さん、会う予定をキャンセルしてしまった皆さん、本当に申し訳ございません。今やっと落ち着いたので、徐々に連絡を取らせて頂いています
日本に帰国してからすぐに新しい仕事に向けての資格試験を控えていて、こちらに関してはまた別のブログで書きます
無事に合格して、既にOJTに入っています。
CAを辞めた・・・ということについてももっと書きたいことがあります
最後どんな感じだったのか？というと、フライトがなかったので、「前回飛んだフライトが自動的にラストフライトになっちゃった」というあっけない感じでした！ただ、辞めてしまう友達と一緒に会社に行って、制服で最後にたくさん写真を撮れたので、実感はありました。何にしても、フライトがないし、訓練もストップしていた時期だったので、お世話になった教官や上司にも直接会えなくて・・・それがとても残念でした。
今までに見たことがないようなガラガラのクルーラウンジ。いつもフライト前は誰かしら知り合いがいて、今日はどこ～？なんて会話がとても楽しかったのですが、それが叶わないなら、、、もう辞め時だったのかな。なんて少しセンチメンタルになっていました
最後まとまりがなくなってしまいましたが・・・
絶対に喧嘩別れはダメです。その人に二度と会えなくなるって考えたら辛いですよね？
周りの人のこと、私は特に友達が少ないからこそ尚更。もっと愛して、心を尽くして生きていきます。
しばらくブログを更新できず、ご心配おかけして本当に申し訳ございません。
CAは引退しましたが、ちょくちょくフライトのこともまた書いていきます！
これからもよろしくお願い致します。
