おはようございますウシシ

 

私は、JAL破綻のときにまだ学生だったので、就活生として経験していたわけではなかったのですが・・経験者としては語れないにしても、今のエアラインに身を置いていて(休暇中ですが・・)、採用中止について思うことがあったので、ちょっと書いてみます!

 

皆がこの状況にある程度慣れてしまったのか、数か月前よりはだいぶ落ち着いているように感じますが、一時期、「わたしたちも来週クビになる!!!」と噂が香港にいた時に流れたことがありました。また、他社の情報が入手されて、私たちにも流れてきた・・というとんでもないサプライズもありました。そのほかにも、会社が公開していない情報をメディアが先に報道したことも続いていました。

 

結局、全てデマでした。

もちろん不安を煽られたのですが、段々冷静になってきて・・笑

改めて、メディアって怖いと思わされたし、どこかで線引きしないと、事実と噂の境界線が分からなくなってしまうと学ばされた出来事でした。

 

これは本当に、これからCAになる人にお願いです。

 

「それぞれの会社が発表する情報こそ真実」ということを認識して、公式に出ている情報ではないことがメディアで流れてきたら、第一に疑ってください。どのエアラインスクールも、有名なエアラインブログも、掲示板も、ニュースのコメントも・・・全てを読んで信じて見ていたら、心身耐えられなくなります。

 

ここで辛くなったら、採用試験が戻った時に疲弊してしまい全力を出せなくなってしまったらもったいないです。

今は貴重な準備期間であって、落ち込む時期ではないです。

 

ANA採用中止は残念ながら事実だとしても、たとえば、「この先2年くらいは採用はない」というのは、完全に噂の領域です。

 

そんなの誰にも分かるわけないじゃないですか。笑 だって、今年末はおろか、1か月先のフライトがどれほど戻るか、ということさえ予測できないんだから。笑 私だって、自分のエアラインが8月にどこにどれくらい飛ぶのか、まだ何もアップデートされていません。笑 

 

もちろん、採用より、会社の経営の立て直しやら現在抱えている従業員を雇用することが優先になるので、採用は後回しになったとしても、それをいつ再開するのか、というのは誰にも分からないものです。フライトが戻る、辞める人が増える、増便、路線拡大・・・全てどころか、1か月先を予測できないので、本当に、本当に、誰にも何も分かるはずがないのです。

 

TOEICの受験は今は難しいかもしれませんが、英語の勉強はもちろん、面接対策も、話し方の対策も、体を整えることも今だからこそできるので、今はいろんな情報に惑わされてしまわないで、貴重な準備時間として休みながらも頑張ってください。

 

書きながら思い出したのですが、これは実体験です。

採用に関する情報は発表前に、現場はもちろん部外者には流れないので、「採用があるかも・・!」というのも噂の領域になりますね。

 

というのも、私が今働いているエアラインの採用試験をずっと狙っていたことは前からブログで書いたと思います。実際に採用試験を受験する1年以上前でしたが、「日本で採用がある!!」って情報が流れたんです!!!でも結局採用は中止になったのか?もともと日本での採用なんて予定されてなかったのか?笑 エントリーさえできずに終わりました。

 

今こうしてご縁があったことは幸せに思いますし、入社してからたくさん良い経験をさせてもらったし・・・フライトをずっと休んでいる身で言えませんが、入社して良かったと思うし、CAになってよかったと今でも思うし、エアライン業界に入ってよかったと思っています。

 

私の、ドイツのホストファミリーのご近所さんが、ルフトハンザの元クルーの方で、彼女の旦那さんはルフトハンザの重役、とエアライン一家なのです。この前一緒に食事したときに、ルフトの話をたくさん聞かせてもらいました。そのときは、ホストファミリーに、「さっさとCA辞めて、ドイツに来なさい!フランクフルトに住めば毎日会えるじゃないの!!!」なんて言われましたが、一旦辞めてやりたいことをやってスキルを身に着けて、本業は本業、副業レベルでCAをやるのも人生の選択肢になりましたウシシ

 

このように、CA経験者としてこの先の人生を考えることができているので、やはり一度CAになっておいてよかった~とも思うのですちゅー