こんにちはニコニコ

 

まだ具体的な日程は決めていないのですが、日本に帰国します。

 

同期に臨床心理を専攻した子がいて、カウンセリングをしてもらったり、より詳しく治療方法を探るために、他の心療内科の医師のオンライン診察を受けたり・・と今週を過ごしていました。つくづく思うけど、クルーのバックグラウンドって本当に面白い。臨床心理からCA・・か。

 

また、鬱を始め、メンタルに関する症例は様々ですが、もはやCAの職業病なんだと気付かされました。

というのも、私がこのブログを書いたり、フェイスブックやインスタなどでこのことに触れたあとに、「私も!!!」という声をたくさん頂いたのです。全く面識のない他社の現役クルーの方からもご連絡頂きました。

 

私のように現在進行形の人もいれば、過去に克服した人もいる。心療内科の診察を受けていて感じたのですが、辛かったことを思い出してそれを人に伝えるって、ものすごくしんどいのです。何気ないことがきっかけになっているかもしれない、あっこれだ・・と話しながら気付くのもしんどい。だからこそ、伝えてくれた皆さん、本当にありがとうございます。

 

最後に診察してくださった先生の診断内容がとても印象的でした。

「それ、鬱じゃない。PTSDからくるショック障害だと思う。軽い薬で早く治せるから、早く帰っておいで。」

 

初診なのに45分くらい時間を取ってくださって、過去にフライトであったショックだったことや、嫌だったこと、ロックダウンした街を見た時のショックやホテルで監禁状態になって苦しかったこと、そのほか今の時期にフライトをしていて正直に思うこと・・・様々掘り下げた結果、鬱じゃないと聞いて安心したのもありますが、PTSDって・・??よく分からなかったので、心理専攻だった友達にも連絡をして話を聞かせてもらいました。

 

PTSD=Post Traumatic Stress Disorder

過去に何かショックなことがあり(一例だと、事故に遭ったり、殺人を目撃する、などなど)それがずっとトラウマとして心に残ることだそうです。そこから様々な障害が生まれ、私のように気分の浮き沈みが激しくなったり、睡眠障害が出始めるのも一例。つまり、今のままではフライトできないということ。ゆえに、日本に帰って治療することに決めました。

 

そんなショックな出来事ってあった??って考えてしまったのですが、3月以降のフライトで怖かったことや先日ロンドンに飛んだ時にものすごい不安だったことがフラッシュバックのように思い出される瞬間が多く、それが私にとってのトラウマになってしまったようです。全部を鮮明に覚えていて・・・スリランカだったら、降り立った空港の独特な匂い、真っ暗だったホテル、町中に流れていたお経、フライトをするのが怖かったこと・・・その診断後、いろいろ納得したのか、日本に帰るめどが立ったからなのかだいぶ楽になりました。

 

ああ、、こんなことでダウンするなんて弱いなぁ、、、、とは、全く思いませんでした。笑

あ、私には無理だったんだな、と不思議など素直に自分の現状を受け入れることができています。だから恥ずかしいとも思わないし。自分が発信してみて、いろんな人が声を上げてくれて、そのみんなの言葉に救われたように、私が何か書くことで、「自分だけじゃないんだな」と誰かに何か有益な情報になればいいと思っています。

 

今、Yahooニュースで各エアラインが運行を再開する情報がどんどん流れていますね。やはり、人の移動をゼロにすることはできないですし、本当にゼロになるなら航空会社は全滅しますし、そもそも飛行機の往来をゼロにすることも、観光業をゼロにすることも現実的にはできない、東京オリンピックも来年に控えている。経済活動を回す中でインフラは切っても切り離せないし、フライトが戻ることや規制緩和は避けられないこと。ただ、その中で、CAとしてどう働いていくのか。今は、全てのCAがこれを考えるタイミングですね。

 

私の場合、フライトするのが怖いです。もうその恐怖は十分に味わったと思います。これを繰り返し味わうのは今の私には無理。CAとしてプロフェッショナルじゃない、と批判されようが無理。それで職を失うなら仕方ないとも思っている。でも、今は無理、というのであって、今後は分からない。とにかく治してみないと・・・というのが、本音。

 

なので、まずはしっかり医師の力を借りて治すこと、最悪フライトに戻れなくても健康でさえいれば、次にやりたいことに向き合えるから。

 

また経過はブログに書いていきます!

そして、今日は書けなかったあせる今の時期にやっておくべきエアライン受験対策も次に書きます。私たちでも追いつけない程、変更点が多すぎるので、採用試験を受ける人たちもこれから大変ね・・・