こんにちはニコニコ

 

コロナの影響がどんどん広がっていますね。

ヨーロッパでの感染がとても心配です。行ったことがある方はイメージしやすいかと思いますが、一つ一つの町が小さくて、観光地だと狭い旧市街に人が密集する。そして、彼らはアジア人と異なり、風邪予防や花粉予防でマスクを日常的に身に着ける習慣が全くないので、感染スピードは尋常じゃなく速いのも納得です。

 

香港は非常に落ち着いています。「日本から入国制限される理由が理解できない」と怒りさえ覚えます。感染拡大を防げていますし、街中にはマスク・消毒液・トイレットペーパーなどの日用品や食料品、全て揃っています。一時期はオイルショックのような状態になりましたが、早めに収束しました。むしろ、消毒液など街中に余っていて、この前ドラッグストアに行ったら、「5個以上買ってくれたらオマケする!!」などものすごい営業もされたほどです。

 

マスクは高いですが、市場には出ています。会社からもクルー全員に通達があり、「マスクの供給が安定しているため、支給枚数を増やします。」とあったので、香港全体が落ち着いてきていることは感じています。

 

エアラインの受験を控えた方々は不安を抱えていると思います。募集がなくなるんじゃないか・・とか。でも、募集は出ていますね。逆に、「なんで今募集できるの?」と思われるかもしれませんが、CAはほぼ間違いなく一定数の退職者がいるから、というのも理由の一つだと思います。だから、航空会社はある程度限定されても、募集が全くない・・・ということはないのでは。ただ、今年エアライン受験をされる方で、特に外資に内定された方は注意しなければいけないのが、「内定後のスケジュール」です。訓練に本当に行けるのかどうか、VISAが下りるのかどうか・・・内定した直後に確認されることをおすすめします。

 

エアライン業界で働く年数ですが、「何年は働く」とあらかじめ決めている人が多数派です。(特に外資)

定年までクルーを全うすることも素敵だし、クルーの仕事を生かして別の仕事にチャレンジ!!どちらも素敵です。確かにクルーの仕事は潰しが効かないのですが、でも、あとから何かを勉強してスキルアップしたり、先のことに関してはとても可能性が広がっています。

 

CAにはなりたかったけど、いざ内定したあとに、「本当にCAになるのか」と悩む人は既卒では特に多いのかも。私も悩んだ側に入りますが、悩んだ理由が、「CAを一生続ける気は全くないし、CAをやったあとの未来が見えなくなったから」です。エアラインスクールの講師かマナー講師しか道がないのも嫌だし、通訳も本業にするほどやりたいことではないし・・・・・・次に何ができるのかな、って悩んでいました。でも、次に目指したいことは、実際にCAをやらないと見えないのでは!と悟り、思い切って香港に来てしまいましたが、「意外と道は多いな」と2年目の今は感じています。

 

いつも、「世界中にフライトで行けて、オフめっちゃ多くて楽しすぎるちゅー」とかしか書いてないので、たまには真面目なことも書いてみるウシシ

 

私がCAになってよかったことの一つに、「どんな30代を過ごしたいのか」というビジョンが明確になったということが挙げられます。

CAとしてキャリアを積むのか、何か他のことを目指すのか・・・考えた結果、私の30代は、「定年なしで働けるスキルを身に着ける10年間にする」と決めました。別にCAじゃなくてもこれくらいのこと考えられたんじゃない?と突っ込まれそうですが、私は決してそう思わないです。これは、大手のエアラインで不特定多数の人と出会い、一緒に仕事(雑談も)できるという労働環境。また世界中を飛べて、様々な文化や考え方(人)に触れて自分の人生を自ずと振り返ったり考える瞬間が非常に多い。今の環境でしか見つけられなかったビジョンです。

 

というわけで、フライトをしながら某学校に通おうとしています。

もちろんCA続けながら通いますよ。だからオンラインスクールですが・・・既に私についてくれているメンターと話すこともあるのですが、「CAを辞めてゼロスタートをきるって考えないで、CAの経験をプラスに積み重ねていくって考えればいい」とアドバイス頂き、心が少し軽くなりました。クルーの経験が邪魔になるのかといったらとんでもなくて、むしろポジティブな方向に動いていることは嬉しいですニコニコ

 

2年目をあっという間に迎えてしまいましたが、今年はコロナ騒ぎでバタバタ終わりそうなので、3年目くらいまでフライトを本業にしつつ、次のステップに向けて準備するためにも動いていこうと思っていますニコニコ

 

そう、CAになってこういうふうに生きているクルーもいるんだよってことは引き続きブログで発信していきますニコ