毎晩気付くとだいたい2時3時
次に気付くとだいたい朝。
眠くなるのはお昼ごろ。
寝のがすと寝れない。
カサカサの中身とおなじに
外側もカっさかさ。
スイッチを入れたり、
戻したりカチカチやって
オンなのかオフなのか
わからなくなった。
犬にゴハンをあげたり
くすりをあげたり
ネコにゴハンをあげたり
不採用通知待ったり
出ない相手に電話かけたり
自分にくすり付けたり
いつのまにやら
何日もたっていて怖い。
夕暮れも
夜の月も
今は全然見てない。
ベランダからいつもみてたのに。
仕事から帰ってくる人を
待つこともない。
コタツでねちゃだめだって、
注意することもないし。
ゴハンなにたべたかも
ちゃんとたべてるかも
何にもしらない
今日はなにしてたかも
話さないし、聞かない。
仕事がなくて
家がなくて
家族がいなくて
この先 どこまでが
大丈夫なのか
全然見えなくて
ほかのひとのことなんか
実は全然きにならなくて
この不安すら
なんだか他人事のような
錯覚すらしていて。
何かもう
どんどん虚しくなってきた。
空っぽに襲われて
忘れてしまいそうだ。
罪悪感さえ消えそうだ。
どうでもいい
どうでもいい
勝手にしな
好きにしな
空っぽになったら
なにもできない
好きになんかするの
全然思いつかない
バカみたいにくりかえし
朝と夜が過ぎてく。