しあわせ合い | ◆Oneself◆

しあわせ合い


いまの僕には 何ができますか?


風は考えた



そうだ、木の葉を揺らし 木々たちの言の葉を伝えよう


風はさっそうと飛びたった




今の僕には 何ができますか?


木は考えた



そうだ、果実を実らせ あのリスたちに差し上げよう


木はめいいっぱい光をあびた





今の僕には 何ができますか?


リスは考えた


そうだ この実のかけらを大地の元へ届けよう


リスはリズムよく走り出した




今の僕には 何ができますか?


大地は考えた


そうだ 芽を育て、花を咲かせて差し上げよう


大地は勢いよく 実を吸収した




今の僕には 何ができますか?


花は考えた


そうだ 淑やかに咲き誇り、涙のあの人の声を聞こう


花は上を向き 涙のあの人へ耳を傾けた



今の僕には 何ができますか?




そう、今の僕に





僕は花を摘み



その香りを風にのせて差し上げよう





風にのったその香りが木々を包み



果実を実らせ



リスの命を満たし



大地に力を与え



花に輝きを添え



きっとその花びらが


君のほほをくすぐり


太陽のように暖かな笑顔を誘うのでしょう




そうだ僕は

いまからはじめよう



この手にできる


しあわせの架け橋を