『夢 急の章』の冒頭には
名前を付ける効果的な例として『病名』があげられています
名前の通りに進んでゆく…
それを信じなければ、まったく平気なひとも沢山見聞きしています
非常に納得した『病名』の例えでした
そして同じように『何か怖いと思うものにも名前をつける』
というのにも非常に納得しました
実はこれ、得意なんですよね~
多分誰でもやっていると思う
まず思い浮かんだのが
学校の先生にあだ名をつける
私の場合は似顔絵も付けるだけど
とたんに怖くなくなりましたね~
大爆笑だし…
マンガにしたら大人気
そういえば、中学校で一番怖かった体育教師にマンガを奪われたら
それを気に入られて職員室の壁に飾られいました
もっと描いてほしいと人づてにメッセージがきたりして
その教師をウンコとプルプルって名前のキャラクターにし
トイレに流しているという4コマだったと記憶しております(笑)
当時は何が心の琴線に触れたのか分からなかった
私が卒業しても、その似顔絵は使われていたようです(笑)
昭和の暴力教師で何度も殴られました
母が体操服のゼッケンを捨ててしまい、それが分からず
『忘れ物』ということで何度も頭に拳骨を喰らいました…
こうして思い出すと、怖い先生をウンコにして流した漫画を描く私の深層心理…
素直過ぎて『可愛いなあ~』って思える
『ストレス解消に殴ってる』と豪語していたその先生、今は校長先生らしい
ま、そんなもんでしょうな、あの世界は…
そんな昔ばなしはさておき…
現在もっとも『怖いこと』
それは父の引っ越しを手伝うこと…
汚くて汚くて…手の付けようがないエグさ
住居用の家ではないのに、廃棄を引き取った巨大な家具
どうやって運び出すのか…考えるだけでも恐ろしい
まさにホラーの名作『ヘルハウス』って感じです…
とにかく、汚い…汚れで黒い…
リンがいる場所だけは何とか綺麗だったのに、今じゃ無残な状態に…
父の家には『黒いやつが居る』とず~っと恐れていました
それに対抗できるのは『光の使徒(笑)』リンだけで(笑)
黒いやつらにとって、奴らの領土を侵すリンは
猛犬たちに守られた悪の化身として敵視されているだろうと語っていました(笑)
そんな黒いやつと対峙するこの春…
ようやく奴らに正式名を授与する覚悟ができました!×3(笑)
今なら分かる
リンは父の口ぐせを信じてはいない
だから『真っ黒苦労好』に侵されることなく
自分の場所・空間を作りあげた
かくして、リンがやってきた我が家…
かつての私の寝室はあっと言う間にリンの素敵な部屋に変身
その見事な早変わりに脱帽!
実は去年の暮れに少しずつ自分の荷物を移動し
かつての寝室に物がなくなったときに
部屋がワクワクしているのを感じました
ああ、この部屋もリンが来るのを楽しみにしているんだ~って
この家に初めて足を踏み入れた時のことを思い出しました
最初に入ったときにとても怖かった…
こんなところで住んでいけるのか?って。
だけど寝室にした部屋に入ったときだけ安らいだ
「ここは大丈夫」って感じた。
そしてそれは現実になった。
階下には狂人が住んでいるし
娘は何度も金縛りに合い幽霊もみているという私の今の部屋…
ラップ音も炸裂する怖い家だったけれど
これからも大丈夫だと思える。
父の家のような『真っ黒苦労好』はいない。
油断すれば『真っ白苦労好』=ホコリはたまる
これは、どこの家にもいる!
イライラモヤモヤしたら掃除するに限る
真っ黒でも真っ白でも苦労は好きでない!
埃をみたら苦労を思い出そう(笑)
掃除するぞ~!
合掌