今朝は強烈な夢を見た(笑)

 

母と母の仇が死ぬ夢ポーン

 

それを聞いたのはかつて住んでいた家で

 

妹のリンからの伝聞だった。

 

母が死んだことで葬儀の支度を…と喪服の準備と同時に

 

母と最後に話したのはいつだったろう…と思いつつ

 

涙がにじんできていた。

 

そして、父の愛人で離婚の原因になった女も死んだと聞く

 

これには思わず笑みがこぼれた(笑)

 

 

この二人は同い年で、さんざん父を巡り争った。

 

同じ日に死ぬ因果にリンと二人で失笑していた。

 

 

この女…もう70代後半でとっくに元愛人だが

 

父と会社をしている。

 

今や認知症で会話も成立し辛い父を

 

ドライバーとしてこき使い毎日二人でパチンコをしているらしい。

 

365日、一緒にパチンコをして365日怒鳴り合っているという。

 

 

結婚してもらえなかった恨みを何もかも知っているリンに愚痴ったり

 

父と無責任に犬を多頭飼いしたのもこの毒婦が元凶なのだ。

 

娘が一人いるのに放置し、父と仕事をし続けた毒婦。

 

娘と二人暮らしだが一切会話もなく無視されるとリンに愚痴るゲロー

 

娘のことを「ブス」だと他人に言う毒親なんだから。

 

とにかく娘でも女は敵視するオトコスキーさんである。(ネットスラングで知ったわ)

 

 

母は朝から晩まで父のために働いてきての仕打ちで完全に壊れた。

 

それまでも父のストレスを私たち娘に当たってきたが

 

完全に壊れ、悪態をつき、酒乱になり、みるみる病気になって働けなくなった。

 

 

しかし再婚相手ができてからは人生が反転する。

 

再婚は私たちが勧めて、ようやく離婚した。

 

父はあれほど離婚すると母以外の人間に公言していたのに

 

最後まで自分からは離婚しなかった。

 

そして、会社事務の愛人と再婚することもなく、

 

同時進行で付き合っていた彼女とも40年も付き合い続けている。

 

母とも、彼女とも、この愛人である毒婦は殴り合いのけんかになったらしい。

 

母は他人に暴力を振るうような人間ではない。

 

彼女である20ほど父より年下の彼女も上品な女性で殴り合いをするような人ではないらしい。

 

男性の従業員とも殴り合いのけんかになったというから

 

暴力がよほど好きなんだろう。

 

 

この毒婦のことは私は19と24の時に父の会社で働いていたのでよく知っている。

 

仕事を教えないとか『中国ドラマ』さながらの分かりやすい意地悪をしてきた(笑)

 

ドラマみたいにきれいではないし、ただただ醜かった。

 

狂ってしまった母と毒婦愛人に挟まれた私は当然壊れた。

 

人間が嫌いで嫌いで嫌いで相談できる大人もいなくて

 

ただただ家から出たいと思っていた。

 

親や環境への憎しみだらけの10代だった。自分の人生は?

 

そんなことも考えられなかった。

 

今もずっとそれを引きづている。

 

 

そんな母と毒婦が同時に死んだ夢。

 

調べてみたら親が死ぬのは『自立』という吉夢なのだ。

 

それは理解できる。

 

母は父とは真逆の再婚相手と幸せに暮らしている。

 

幸せだからこそ、私にした仕打ちの罪悪感に苛まれて

 

ときどき涙ながらに懺悔する。

 

それは私にだけ見せる姿。

 

19の私が泣きながら『一生許さない』と母に宣言したからだと思う。

 

リンにもかなりひどいことを言っていたが、私の比ではない。

 

自分も親になって、子育ての時間の大部分が自分の生い立ちとダブらせて

 

苦しむことになり、とにかく自分のようにならないように

 

そればかり考えて行動していた。それはそれで苦肉の策であり

 

それはもう、わたしも毒親だったと自覚している。

 

ただ、それでよかった今は思える。

 

結局、娘がきちんと稼ぎ、愛する人と生活し、友達にも恩師にも恵まれ

 

現在幸せでいてくれることが私の免罪符となっているのだ。

 

授業参観やクラブの試合観戦への招待、友達や恋人を紹介してくれる娘。

 

私は絶対自分の親にそれはしたくなかった。

 

そんな恥ずかしい両親。

 

それでも再婚した母ならば紹介はできる。

 

それくらい母は変わったしまった。

 

根本は同じだが、隣にいつも寄り添ってくれる人が変えてくれる。

 

だれと付き合うか、誰と一緒にいるか

 

これで大きく人生が変わるんだというのを

 

母は身をもって演じてくれている。

 

 

毒親と言う表現はもう当てはまらない。

 

薬親なのだ。

 

今も毒親には変わりないけれど少量なら薬なのだ。

 

そんな母が死んだ夢。

 

夢で気にしていたことを解消しようと思う。

 

最後に話した内容を覚えていれるように連絡を取ろう。

 

 

そして、毒婦愛人が死んだ夢(笑)

 

憎んでいる人間が死ぬ夢…これを調べてみたら

 

『関わりたくない』これだけだった(笑)

 

 

これからリンが父の会社を廃業する手続きに入る。

 

私はリンと犬たちを匿う。

 

決して表に出ないが、リンと一緒に奴らにとどめを刺す2024年。

 

一筋縄ではいかない色ボケ老人たちを相手に大立ち回りするリンをバックアップする。

 

綺麗で凄惨な中国ドラマと真逆の

 

汚くて醜悪な愛憎ドラマを現実で見聞する覚悟は

 

いまだからできるんだと思う。

 

合掌

 

 

母に似ているドローレスアンブリッジ(笑)↑