どんでん返しで有名な作家といえば、ジェフリー・ディーヴァーが真っ先に思い浮かびます。
二転三転の展開とどんでん返しで読者を喜ばせてくれますね。
「リンカーン・ライムシリーズ」の1作目『ボーン・コレクター』は映画も大ヒットしたので観た方は多いでしょう。
主演はデンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーで私も大いに楽しみました。
わたしは映画を先に観たので本は読みませんでした。
それ以上に私が気に入ったのが2作目の『コフィン・ダンサー(文春文庫)』です。
ラストのどんでん返しで、しばらく唖然としてしまいました。
このオチを、誰かに話したくてうずうずしたくらい。
二転三転のどんでん返しの本を読むと普通のミステリーでは飽き足りなくなるという困ったことが起きてしまいます。
ネットでもっともっとどんでん返しのものを・・・と探し回るという羽目に陥っています (; ^ -^)
『コフィン・ダンサー』のあらすじ
FBIの重要証人が殺された。四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、「棺の前で踊る男(コフィン・ダンサー)」と呼ばれる殺し屋の逮捕に協力を要請される。
大陪審で大物武器密売人に不利な証言をする予定の証人3人を消すために雇われたコフィン・ダンサー。
不気味なあだ名の由来は、殺し屋の姿を目撃したただ一人の人物の証言では、腕に棺の前で女と踊る死神の刺青があるからだった。
大陪審まであと45時間。追う者と追われる者の息詰まる勝負。
巧みな陽動作戦で警察を翻弄するこの男に、ライムは部下を殺された苦い経験がある。今度こそ……。ダンサーとライムの知力をつくした闘いが、今始まる。