たった二日間では、終わってみると寂しいくらいに、とってもとっても充実したスタージュでした。



…二日間ではスタージュとも言えないので見学ですね。



でも、以前にホテルリッツで卒業後にして以来。

しかも今回は、本当にパリの中にある小さなパンとお菓子を売っているお店。



町のケーキ屋さんのケーキは自分が学んで、作り出してきたものとはまた違うように感じていたため、楽しみのなかにも不安もあって、でも何か一つでも感じ得るものがあったら と行きました。



たった2日でしたが、得たものは物凄く大きなものでした。



本当に来れて良かったと、つくづく感じた二日間。



今日は写真を撮ってもいい?と言ってカメラを出したら、「化粧しなきゃ」と顔に粉をつけたり、別の人は汚れたエプロンをしていたのに、ちょっとまって!とクリーニングから届いたばかりのきれいなものに取り替えたり…写真を撮ったらまた 汚れた方に取り替えてました(;^_^A…みんなをとるとは まだ何も言ってないのに、ならび初めて、一枚撮ると、さらに他の子にカメラを持たせて私を呼んでカメラマン交代。



もう たのしくはしゃぎながら朝を過ごしました。



遊んでばかりではなく、仕事を開始すると、みんな職人。



昨日も初日とは思えないくらいに、ジェノワーズを作らせてくれたり、絞りなどもどんどんさせてもらい、今日もマカロン作りやケーキの仕上げなど沢山させてもらいました。



これまで、テクニック的に高度で、教室でレッスンするのも難しいという固定観念があってしなかったものが、ここで教えられると そんなに簡単で良かったんだ!と 目からうろこなことが本当に沢山。



とっても充実でした。



みんなも本当に本当に温かい人ばかり。



何か作るたびに「フォト!フォト!」と言いながら、「ちょっとまって」とテーブルを片付けてきれいに並べてくれたりする その温かさが、嬉しく思いました。



帰りにマダムが、次はいつくるの!?

その言葉もとってもありがたい嬉しい言葉でした。



いつ来れるかな?



下の写真は、私がすごーく気に入ったりんごのケーキ。

中がしっとりした焼きっぱなしのケーキでした。

薄く切ってくれたのをもらって食べたら美味しくて、感動してたら、大きな一切れをまた更によこされてしまいました。



食べてばかりの上に、沢山勉強させてもらい、申し訳ないくらい贅沢な二日間でした。