きっかけは、
小さな違和感!
★
こんにちは。
数あるブログの中で、
スターシード図書館へご来館くださり、
ありがとうございます。
館長の星子(ほしこ)です。
★
館長は、以前、
スピリチュアルというか、
自己啓発というか・・・
とある団体に属していて、そこの会員でした。
三年ぐらい所属して、その組織の代表の人の
闇落ち
を感じて、
退会しました。
スピリチュアルなどの団体から離れるとか辞めるとか言うと、
カルトな宗教・組織から抜けるといった
イメージがあるかもしれません。
しかし、館長のいた団体は特定の宗教ではないし、
辞める時に辞めさせてくれない
ということはありませんでした。
要するに
出入り自由
だったのです。
いつ入ってもいいし、嫌なら、続けたくないなら、
いつ辞めて出て行ってもいいよ、という
「一見、何の問題もない」
団体だったのです。
(こういうのも、結構厄介なもんです・・・)。
だから、今回、館長が言う方法は、
子供の頃から親がカルト宗教に入っていたり、
宗教とは言えないかもしれないけれど、
特定の教えを授ける団体に入っていた、
OR
もしかすると、親がそういうものを運営していた、
OR
あるいは大人になってから入ったが、
会員の心身に明らかなる苦痛を与えるような
犯罪的と言える団体だった
といった、上記のものからの脱出には、
正直、あまり役立たないかもしれません。
でも、たとえ、そうであっても、
まず、最初のきっかけとしては、
もはやこれしかないのではないか?
と館長は思うんです。
それは・・・
マスターやその組織団体に対する、
違和感
です。
もう、これだけ、これがすべてです。
そして、館長が、伝えたいのは、
自分の中に芽生えた
その違和感は、
どんなに小さなもの
でも、
決して
見逃さないで
ください!!
ということ。
その小さな
違和感を、
大事にして
ください!
自分の気のせいかな?とか、思わないで。
覆い隠したり、心の中の引き出しにしまったり、
とにかく見えないところに隠したり
しないでください。
それが何かわからなくて、今すぐどうこうするわけではない
というのであったとしても、とりあえず、
心の中の
ピンで留めて
貼っておきます。
こうして、まるで覚えたいアファメーションででも、
あるかのように、
いつでも見えるところに、
置いておくのです。
そして、必要になったら、いつでも
その感覚を思い出せるようにしておきます。
最初の小さな違和感のうちは、
とりあえず、対策は、これで十分です。
★
実は、館長の経験からすると、
マスターが闇落ちした瞬間というのは、
あまりわからず、
気が付いたら、
いつの間にか
闇落ちしていた
といった感じです。
スターウォーズとか映画では、
あ、今、闇落ちした
とか、
はっきりわかりやすいですが(笑)、
(眼球が赤くなったり、目つきが急に悪くなったりね)、
現実は大抵そうはなりません。
いつの間にか、
闇落ちしていた
マスター
(過去形)
のもとで学び続けていた
(過去形)
という事実に気が付くだけです。
館長が、なぜ小さな違和感を大切にせよ
というのかと言うと、
しだいに、過去の小さな違和感の
その点と点をたどっていくと、
ある日、
とてつもなく大きな
違和感
が訪れ、さらに、
何か、おかしい
という感覚に行きつくからです。
★
見逃し厳禁なはずの、小さな違和感を
見逃してしまったり、
何かおかしいと思っても、
それを打ち消そうとしてしまったりする時に、
その人の中で何が起こっているのか?
それは、大なり小なり、
洗脳
による、思考や感覚のゆがみであると、
館長は思います。
マスターが間違うはずがない、
私が間違っているのだ、
私にエゴがある、
私が欲深いからだ、
私が徳を積んでいないからだ、
私がネガティブすぎるからだ、
そうやって、なぜか、
マスターをかばう理由を探し出し、
自分が悪い
ということにします。
しかし、
本当にそうでしょうか?
★
さらに、マスターの中には、
禅僧気取りで、
よくわからないことを、
さも大層なことのように、
言う人もいます。
弟子の方は、マスターの言葉の意味がわからなかったり、
話の内容がつかめなかったりするのですが、
それに関しても、
まだ、全然、修行が足りないんだ、
しばらくすれば、次第に自分にも
わかってくるはずだ、
と、思います。
確かに、その時、わからなくても、
後々、あれはそういう意味だったんだと、
わかるということもあります。
そういう場合は、そのわからない言葉を聞いた時、
安心したり、ホッとしたり、
視界がサーっと広がるような感じがしたり、
さわやかな感じがしたりします。
なんだか、理由はよくわからない、
むしろ、理由なんてないんだけど、
なんとなく、いい感じだったり、
なんとなく、「わかる」感覚だったりする、
そういう時は、あとで意味がわかったり、
気づきが訪れたりします。
しかし、闇落ちマスターの場合は、
その言葉を聞いた時、
なんだか嫌な感じがしたり、
もやもやしたり、
自分がちっぽけで、つまらない存在に感じられたり、
逆に、やたらと、持ち上げられて、
気持ちが悪くなったりします。
こういう闇落ちマスターの
禅問答もどきのよくわからない言葉や話などに関して、
ここで、館長は、はっきり言います。
闇落ちマスターのなぞかけのような言葉の
謎を解こうとするほど、
時間の無駄なことはありません。
この地球での人生は、やはり時間という制限を
多少なりとも受けている人が多いと思いますので、
こういう闇落ちマスターのたわ言に、いちいち付き合ってる
暇はありません。
しかし、多くの人がこのことに気づかず、
頭をひねって答えを出そうとします。
ある組織や団体で、長く続いている場合は、
マスターがかなり年長なことがあります。
へたをすると、所属している全員が、子供か孫ぐらい
年下ということもあります。
そうなると、年長者の意見には、反発しずらく、
またマスターのほうも、あれこれ悪知恵が発達しているので、
聞いている方がなかなか、おかしいと
気づけなかったりするのです。
★
マスターが闇落ちする理由は色々あるでしょうが、
大まかに言って、
金と名誉
この2点で闇落ちする人が多く、
なかでも、
お金
が一番わかりやすい闇落ち特徴と言えます。
館長は決して、スピリチュアルなことで
お金を稼いではいけないと言っているのでは
ありません。
むしろ、目に見えないことは、目に見えることを
重視する人々から、
軽視されすぎており、
もっと注目されるべきだと思います。
しかし、そのように社会から、あまり注目されないがゆえに、
スピリチュアルなことに関しては、
相場というものが、
ほとんどありません。
ほとんど言い値と言っても過言ではありません。
だいたい、これぐらいかなというものは、
あるかもしれませんが、
有名なマスターになれば、予約を取りたい人が沢山いるので、
値段はどんどん吊り上がります。
それでも、払っている側が納得しているのであれば、
まだいいのですが、ちょっと、高すぎるなあ
と思っているのであれば、一時、ストップしてみましょう。
しかし、この上に書いたような場合は、
まだわかりやすいのです。
近年、
執着や依存は悪いもの
という考え方が社会の中でも、スピリチュアルの世界でも
広まった結果、
これを巧み隠すマスターがいます。
館長が関わったマスターは、まさにこのタイプでした。
館長は、平の会員でした。
平とは、要するに、ただ、そのマスターの考えや教えを聞きたくて、
会員になっているだけの人間です。
え?みんなそうじゃないの?と思うかもしれませんが、
違うのです。
館長が所属していた団体には、地方の名士や、
また他の宗教系?(法人だったが)団体の
代表者の息子さんが入っていました。
地元の名士の息子さんの方は、スピリチュアルなことに、
全く興味のない人間でしたが、自分の内面を向上させるため
(と彼は言っていました)
入会していたのです。
一方、他団体の息子さんの方は、
その人の父親がマスターのファンであり、
息子を入れたのでした。
とはいえ、他の宗教ともいえる団体の息子さんだったので、
マスターの教えを内心「危険だ」と言って、
受け入れていませんでした。
そういうわけでしたが、
闇落ちマスターは彼らを
優遇し、褒めそやし
ました。
なぜか?彼らは、
金とコネ
を持っていたからです。
闇落ちマスターが泊まり込みのセミナーなどをやる時、
地方の議員などにコネのある彼らによって、
宿泊施設やセミナー会場をおさえることができるのです。
闇落ちマスターにとって、彼らは
使える存在
なのです。
彼らは、マスターの教えなど
内心全く信じていませんでしたが、
マスターにとっては、そんなことは
どうでもいいのです。
ところで、館長をはじめ、他の平の会員の場合は
どうなのでしょうか。
我々、平会員に対しては、マスタ―は、
自分の教え以外の教えを
受け入れることを
禁じました。
そして、他の教えを取り入れようとする人間には、
辞めろ
とはっきりと言いました。
闇落ちマスターにとっては、金とコネのある会員は自分に、
依存してほしい存在、
そうでない平会員には、
依存など気持ち悪いと言って
はねのけ、
それでいて、他には
よそ見するな
という傍若無人ぶりなのです。
こうした、闇落ちしたマスターのふるまいについて、
平会員の中では、どのように言われていたでしょうか。
それは、金とコネを持っている会員は、
組織に貢献している
だから、しかたないんだ、
理不尽なことがあるかもしれないけど、
組織とはそういうもの
とそういうことになっていました。
★
闇落ちしたマスターについて、どんなに違和感を覚えたとしても、
仲間内に相談することは、館長は
決してお勧めしません。
ところで、彼ら、同じ組織に存在している人間は、
果たして仲間なのでしょうか?
彼らは優しいかもしれません。
しかし、彼らが優しいのは
あなたが、そこに所属している間だけです。
そこから脱退してしまえば、
彼らはまるで異教徒であるかのように、
あなたを追い払うのです。
★
もし、誰かに闇マスターについて相談するなら、
その団体や組織とは全く関係ない人にしましょう。
もしかしたら、その人は、あなたがその組織に入っていることを
よく思っていない人かもしれません。
しかし、その人と、その組織のこと以外のことでは、
気が合ったり、
互いに信頼し合えたりする
のであれば、その人に相談し、意見を参考にするといいと思います。
その人は、あなたの身近にいて、
普段、あなたをひっそり影で支えてくれている人がもしれません。
友達、家族、恋人、同僚、仕事のパートナーなどです。
彼らに相談し、意見を聞いてみましょう。
そういう人が、身近にいない場合はどうするか?
その場合は、あなた自身に相談してみます。
その相談するあなたとは、
その組織なり団体なりに
入る前の
あなた
です。
あるいは、その組織や団体に属していなかったら、
どんな自分だろうか?
それを想像してみましょう。
その未入会状態の自分に、
相談してみるのです。
ちなみに、館長の場合は、この未入会状態の自分に相談のパターンです。
もし、未入会の自分だったら、マスターのあのふるまいを見て、
どう思うだろうか?
それを考えてみたのです。
すると、おのずと、答えが出てきました。
★
さて、マスターが闇落ちしていると気づいたとして、
そこから抜けられるかどうか、なのですが、
それはつまり、闇落ちマスターのかけた
催眠術や洗脳
から覚めているかどうかが重要になります。
★
では、どうしたら、闇落ちしたマスターからの
催眠術や洗脳から解放された
とわかるのでしょうか。
それは、
闇落ちマスターの言葉に
振り回されなくなった時です。
闇落ちマスターの言葉を
本気に
受け止めなくなった時
です。
館長の場合は、マスターの闇落ちを見抜いた後も、
まだそこに所属していました。
そこには、館長の恋人がいたのです。
それで、まだ居残っていたのですが、
闇落ちマスターの方は、館長が次第に自分のことを
闇落ちしたと見抜いている
ということに勘づいていたようでした。
(闇落ちマスターは無駄に、このへん鋭いです)。
そんなわけで、闇落ちマスタ―は館長に少し前から、
あれこれ嫌なことしたりやったり、
言ったりしてきました。
館長の頭のまわりに黒い雲のようなものがあり、いつも晴れていないとか、
セクハラなど。
館長がどれだけ嫉妬深く、不真面目で、
何もできない、ダメ人間であるか。
エトセトラ、エトセトラ…。
そうした内容を言われ続け、
そうして、とうとう館長の怒りが
沸点に到達した時、
館長の頭の中で、この歌が鳴り響きました。
あーあ!
わかってくれとは
言わないが、
そんなに、
おれが悪いのか!
そうです。チェッカーズです。
ギザギザハートの子守歌です!
このような心境になったら、もう、あなたは、
闇落ちマスター
から
卒業です!
おめでとうございます!
★
ひと悶着あって、館長はその組織から、
退会しました。
恋人はその組織に残り、それと同時に別れました。
さーと、飛ばして書いてきましたが、
館長は闇落ちマスターと関わったことを、
後悔していないし、無駄だったとも
思いません。
先ほど、卒業と言いましたが、
これも目醒めへのひとつの大事なプロセスであった
と感じています。
闇落ちマスターに関しては、まだまだ色々あるんですが、
(笑)
長くなりましたので、今回はこの辺で。
★
ここまで、読んでくださり、
ありがとうございます。