アレグラ、ザイザル、アレロックはともに、第二世代抗ヒスタミン薬の一種であり、アレルギー性の蕁麻疹や皮膚掻痒感の治療に用いられる薬です。
ザイザル、アレロックの主成分はそれぞれレボセチリジン塩酸塩とオロパタジン塩酸塩で、注意事項に飲み合わせの記載は特にありません。
しいていえば眠気を助長する恐れがあるため、アレグラ、ザイザルには服用前後の飲酒は禁じられています。
アレロックに関しては飲酒への注意はありません。
飲み合わせに関してだと、アレグラの主成分であるフェキソフェナジン塩酸塩にはいくつか注意事項があります。
一般医薬品のほとんどの胃薬に制酸剤として含まれる水酸化マグネシウム・水酸化アルミニウムとの同時服用によりフェキソフェナジンがそれらに吸着され作用が減弱、さらに薬物の吸収にかかわるトランスポーターを阻害する果物のジュース(グレープフルーツジュース、リンゴジュース、オレンジジュースなど)との同時服用によって効果が減弱するため、時間を空けて服用することがあげられます。
つまりアレグラを服用するときは、胃薬と果物ジュースを飲むのを数時間ずらして飲む必要があるということです。
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花粉症・蕁麻疹アレルギー治療薬ザイザル、アレグラ、アレロックの効果と副作用