僕の名前は 中島司 です。 | 梯子ダルマ オフィシャろうブログ

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ラジオネーム:梯子ダルマとして深夜ラジオにメールを送っていた、現在放送作家として働く26歳の男が書くブログです。

思ったことを書いて、賛同・誹謗中傷などの反応がきて、コメントがきっかけで会話をしたり、そんな交流が嬉しいです。

僕の名前は
中島司(なかじま・つかさ)です。

顔を見れば顔相占い、握手をすれば手相確認、
名前を聞けば画数チェック。いつからか、
他人のことを“占いの対象”としか見れなく
なってしまい、脊髄反射で鑑定を始めてしまう
根っからの占い師、且つ僕の大ファンの方
にとっては残念なお知らせになってしまう
のですが、仮名です。

ただ、実質は中島司なのです。
理由は後ほど。


バイト先のタイムカード、学校のテスト、
ポイントカードの裏、秘密の絵日記の表紙
などなど、日常生活の様々な場面で自分の
名前を書くタイミングは訪れます。
毎日毎日名前を書いていると、書き方は
もちろん、その文字自体が自分に馴染んでくる
という感覚は皆さんにもあるでしょうか。


かっこつけた表現を許してもらえるならば、
“名前”は自意識の輪郭をハッキリとさせる。
ような気がします。

「お前は一体何者だ」と聞かれれば、
それが哲学的な問いでない限り僕は
「中島司(仮名)です」と答えるし、
「中島(仮名)さん~中島司(仮名)さん~」
と受付の人に呼ばれれば
「はい~」と返事をする。

かなり小さい声で、ですが。



むかし美容院で
「田島(誤名)さん~田島(誤名)さん~」と
呼ばれたことがありました。
待っている客は僕ひとり。
明らかに僕の座っている方に向けて
「田島(誤名)さん~」が飛んでくる。
僕の汚い手書き文字を、誤読している様子。

何を思ったか、その時の僕はこれを無視した。
いま思えばなんとも強気な行動である。
忖度しておけばいいものを。
「田島(誤名)さん~?」
少しの疑問とイラつきを含んだ
「追い田島(誤名)さん」が飛んできた。
しかしこちとら既に臨戦態勢。
「知らねぇそんな人」とでも言いたげな顔で、
僕は虚空を見つめ続ける。


少しして「あっ」と聞こえた。
「あっ、やだ私…お客様の名前を
間違えてるわ!」の「あっ」である。

決着。
完全勝利。

照れと恥ずかしさの乗った
「な、中島(正解)(仮名)さん~」が
すぐに飛んできて、僕は「あら私の番ですか?」と白々しい顔で立ち上がったのでした。

まぁ、本当は
こっちもなんだか恥ずかしかったけど。


この日から受付ではなるべく
「ナカジマ(カメイ)」と
カタカナで書くようにしてる。




かなり脱線。
ここからが本題。



これは自論ですが、名前というのは
かなりその人の性格形成に影響を与えると
思うんです。
ちなみに「光宙(キャラ名)なんて名前
付けられたら、そりゃグレるよね~」
なんてことを言いたい訳ではありません。
僕が言いたいのは文字の物理的な“形”のこと。


簡潔に言えば
「名前の漢字に【はね】と【はらい】が
多く含まれているほど快活で明るい性格に、
【とめ】が多く含まれているほど消極的で暗い
性格になるのでは?」という説です。
説というか、被害妄想というか。



昔から自分の名前を書く時(過程)に、
なんとも言えぬ窮屈さ、閉塞感がありました。
他人の名前や、教科書の文章を書き写すのとは
また違う感覚。
「おや?」と気付いたのは高校生の頃
でしょうか。中も島も司も(仮名)、
3つも続けてもう【とめ】ばっかり!

「中島司」じゃないですが、僕の本名も
【とめ】まみれなのです。仮名をわざわざ
「中島司」にしたのも、これが
言いたかったから。


フワッと紙から解き放たれるような、
羽ばたくような【はらい】に比べて
【とめ】の時のペン先は、もはや紙面に
拘束された囚人。
「シャッシャッシャッ」や「カリカリカリ」
などの擬音で表現される“書く”も、
私「中島司(仮名)」においては
「グッ…グッ…ググッ…」なのです。



「中島司(仮名)」、ぜひ皆さん一度
書いてみてください。まぁ~気持ち悪い!
あぁもう!イライラする!なんだこの漢字は!
おてて直しに「水」を書きましょう。「水」。
スー、シャッ!シャシャ!シャッ、シャー!
あぁ清々しい!

もう一回書こう。水。
あぁ、なんて気持ちが良いのでしょう!



とにかく、こんな“押さえつけられるイメージ”
が、「中島司(仮名)」という文字を通して
僕自身に流れ込んでいるような、
そんな気がするんです。

もし僕の名前が「坂本奏太」だったとしたら、
こんなダラダラと回りくどい文章を休日に
打つこともなかったでしょう。
外に出かけて仲間と朝までパーリナイなはず。

とはいえ、自らの内向的な性格を、
親から貰った大切な名前のせいにするつもりは
一切ありません。一応言っておきますが、
僕は自分の名前が好きです。苗字も。
ただ、塵も積もれば山となる。
こうした小さな小さな要素も、もしかしたら
今の自分を成り立たせる要因のひとつに
なっているんじゃないか?という、お話。





そろそろ終わります。
長かったですね。



これを読み終わったらまず目の前にある
「中島司 水 水」
と書かれた奇々怪々なメモをしっかり
捨てましょう。特に女性の皆さん。
男性(カレシ)に「中島司(仮名)って誰だ!
浮気相手か!そうだろ!ビッチめ!(罵声)」
と問い詰められた時、説明がちょっと
面倒くさいです。
「実家(家庭)のお兄ちゃん(家兄)です。」
と誤魔化したってバレます。
だって、あなたの苗字、そもそも
中島(仮名)じゃないので。
そこで「複雑な家(家庭)の事情で…」と
話をズラせば、うやむやに出来るかもですが。





【以下、スタメン落ち韻】
・亀井
・加盟
・馬名
・舎弟
・話芸
・やせ地
・射精
・裂け痔
・ザ・ウェイ
・葉ネギ
・マシェリ
・(ヒット&)アウェイ 
・パケ死
・唾液
・がめ煮



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