ポテサラで知る、息子のマイルール事情。 | 自閉症スペクトラムの窓

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~そのままの君と~  自閉症の息子と、家族の日々を綴って・・・

父と母、兄と妹の家族4人の生活は、山あり谷あり、時に綱渡りな状況です。

笑いあり、困ることあり、ハプニング多々あり。

たいへんなことも多いけど、どうせなら笑顔で過ごせたらと思っています。

LADです。今日は、めちゃくちゃ暑かったですね。最高気温が35.8度、廊下の出窓の多肉植物のために、エアコンをいれて、部屋の扉を開けて扇風機付けました。

 

家のなか、全部を涼しくしています。電気代が、怖いですが、多肉植物が蒸れて全滅よりはいいと思います。

 

今朝、主人と息子がもめたこと。昨日、息子が買ってきた「味玉和風ポテサラ」を、朝食に、母が出し忘れたことが、発端でした。朝食を準備中に、ポテサラと、春雨サラダ、どちらを今日食べるのか、母が聞いておいたのに、出し忘れたのです。

 

食後に、冷蔵庫をあけて、気がついた息子が、目を三角にして、「お母さん、ポテサラ出し忘れたな~」と、お怒りモードに突入。しつこく、何回も、ポテサラを出し忘れたことで、母を責めてきます。

 

これは、完全に母が悪いので、謝って、賞味期限の切れてしまうポテサラは、昼に、父と母で美味しくいただくことにしました(捨てるのはNGなので・・・)

 

新しい賞味期限の長いものを、母が買ってきて、火曜日の朝に食べることで、息子に了解してもらいました。

 

ですが、それを聞いていた、主人が「わざとじゃないのに、しつこく怒る。○○(息子)が悪い!!」と、叱り始めたので、息子が反発、「○○線(電車)を爆破してやる!!」と、物騒な発言がどんどん出てきてしまいました。

 

一般的に考えれば、ささいなことですから、許すのが、家族としての態度として正解かもしれません。ですが、今までの経験から、自閉症の息子にとっては、ささいなことではないのだと、わかっていました。

 

息子の主張は、自己中心的ですが、約束を違えたのは、母のほうなので、この件は、母が謝り、怒りを受け止めるしかありません。

 

主人のいうこともわかりますが、息子の中のルールは、息子が安心するために、自分の気持ちを落ち着かせるために「見通し」を立てたいと思って作っています。

 

主人には、息子とのやり取りを説明して、納得してもらいました。

 

「自分の理想通り、依然うまくいった通りに、物事を進めたい=安心」という気持ちから派生しています。

 

自分の思い込みによるマイルールは、人とぶつかってしまう原因になる自閉症の特性です。ですが、それは、本人の自己防衛でもあります。

 

なので、時に受け入れつつ、でも、すべてが自分の思い通りにならないことを、経験で学んでいってもらうしかありません。

 

息子の主張(マイルール)と親の考え方の折り合いが大事だと思っています。

 

【今日のいいとこ探し】

 

夏祭りをイメージした、キャラ鉄の新作です。カラフルな「かき氷柄」と「りんご飴柄」の浴衣が素敵です。

 

柄と着物の地色と帯の色の組み合わせを、母に聞いてくることもあります。自分の考え・感性+人からの意見を取り入れて素敵な作品になっています。

 

 

 

追伸

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